白水(Shiramizu&Shirauzutaisa)のブログ

ごく一部の格闘ゲーム海外情報が好き。海外大会開催中はツイートやRTを超爆撃します。ごめんなさい。Japanese Stream Monstor。Sorry I often RT。SF5海外プレイヤー情報メインですが、他も気まぐれに調べます。

2022年3月5日フランス・リヨン「ArcREVO 2021 Guilty Gear Strive EMEA（欧州＆中東＆アフリカ）Finals」メモ

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2022年3月5日フランス・リヨン「ArcREVO 2021 Guilty Gear Strive EMEA（欧州＆中東＆アフリカ）Finals」メモ


2021年度のアークシステムワークス公式大会「あーくれぼ2021」の
EMEA（欧州、中東、アフリカ）を対象とした、
Guilty Gear Strive（GGST/ギルティギアストライヴ）部門の決勝大会（Finals）に関するメモです。

 

 

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※これはSmash.ggの大会ページのスクリーンショット

・こちらもおすすめ（格ゲーチェッカーさんの記事）
https://kakuge-checker.com/topic/view/07483/

・告知ツイート

・EMEAってなんぞや
欧州＝ヨーロッパ＝「E」urope
中東＝ミドルイースト＝「M」iddle「E」ast
アフリカ＝「A」frica
これをくっつけると「E」「M」「E」「A」

・開催日時
現地時間で2022年3月5日AM11時開始（CET）
CETはCentral European Time（中央ヨーロッパ時間）のことで
日本との時差は8時間（日本が8時間先に進んでる）
つまり、日本時間での開催日時は
2022年3月5日19時開始（この場合JST/Japan Standard Timeという表記）

・どこでやるの？
なんとオフライン。フランスの都市リヨンで開催される。
選手たちはすでに現地入りしている。

 

・配信はあるの？
ある。TwitchのBandaiNamcoEuropeで配信予定。
https://www.twitch.tv/bandainamcoeurope

・参加選手は？

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※これはSmash.ggのスクリーンショット
8人。優勝すれば一発通過の予選5枠と、ポイントランキング上位3枠。
ポイントランキングは、「DARE DEVIL（デアデビル）トーナメント」成績優秀者。
つまり、アークに申請して「DARE DEVILトーナメント」扱いにしてもらい、
その対象大会の成績がポイント付与制のランキングバトルみたいな感じになる。
昨今のご時世で基本はオンライン大会が中心だったので群雄割拠だった。

今から下記に、決勝大会に進出した8人を紹介していく。


☆Shady（ゴールドルイス・ディキンソン）
シェイディ。北欧フィンランドのプレイヤー。
2021年10月31日に開催された「EMEA予選1回目」優勝者。
※EMEA予選1回目の対象国は、大会Smash.ggによると、
＞EMEA #1: Albania, Austria, Bosnia and Herzegovina,Croatia, Czech Republic, Estonia, 
＞Finland, Hungary, Kosovo, Latvia, Lithuania, Montenegro, Poland, Slovakia, Slovenia.

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※これはSmash.ggのスクリーンショット。
いわゆるバルト三国（エストニア、ラトビア、リトアニア）や東ヨーロッパが中心。
https://smash.gg/tournament/arcrevo-emea-qualifier-event-1/details
Shadyは北欧フィンランドの首都ヘルシンキ勢。
TwitterやTwitchの自己紹介によると、現在24歳。
https://twitter.com/AegisDeflector
https://www.twitch.tv/shady_l
Twitchの自己紹介文によると、格闘ゲームは12歳の頃から始めている。
彼のメインゲームギルティギアやスト5だが、他の格闘ゲームも遊ぶ。
実はスト5も強豪ユリアン使い。なのでTwitterの名前がエイジス「ディ」フレクター。
これまで何度もCapcom Pro Tourのオンライン大会の、東ヨーロッパ＆ロシア大会では
何度もベスト8に入賞（2017年、2018年、2020年、2021年）してきた。
個人的な見解だが、オンライン大会には出るのにオフ大会には出てないなと思ってた。
しかし彼の年齢を考えれば遠征は難しかったのではないかと考えれば納得できる。
フィンランド国内ローカル大会「Tamppaus 2019」ではスト5優勝、DBFZ準優勝。
「Install 2019」はスト5優勝、DBFZ5位。「Re:Install 2021」はGGST3位、スト5で5位。
Twitterのヘッダー画像がジョニーなので、もしかすると推しキャラはジョニー？
ARCREVOのEMEA予選の動画はもうアーカイブが見れなくなっていたが、
2021年11月のフィンランド大会「Re:Install 2021」のアーカイブは残ってたので紹介。
Shadyは3位だったが、やはりディキンソンを使っていた。
https://www.twitch.tv/videos/1199534994

☆Latif（ザトー）
ラティーフ。中東サウジアラビアのプレイヤー。
2021年11月21日に開催された「EMEA予選2回目」優勝者。
※EMEA予選2回目の対象国は、大会Smash.ggによると、
＞EMEA #2: Azerbaijan, Bahrain, Cyprus, Lebanon, Jordan, Kuwait, Oman, Qatar, 
＞Saudi Arabia, Turkey, United Arab Emirates.

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※これはSmash.ggのスクリーンショット。
いわゆる中東地域の国が中心。
https://smash.gg/tournament/arcrevo-emea-qualifier-event-2/details
Latifはサウジアラビア東部のペルシャ湾に近い都市ジュバイル勢。
本人がTwitterで2021年12月に32歳の誕生日を祝っているので1989年世代。
https://twitter.com/latif_7/status/1472311821105340419
彼のTwitterやTwitchは下記。
https://twitter.com/latif_7
https://www.twitch.tv/FGCLatif
経歴として有名なのは、ヴァイパー使い。スト4「EVO 2011」2位（1位ふ～どさん）。
なのだが、実は「EVO 2009」の「Guilty Gear XX Accent Core Plus」部門も優勝。
当時からザトー（エディ）使い。ちなみに2位はMarn（彼もザトー）。
GGXXAC - Evolution 2009 (Top 8)※投稿日は2018年だが現地勢の撮影っぽい。
https://www.youtube.com/watch?v=P9vxDodt9PE
ただ、Latifは2015年あたりから格闘ゲームの大会には参加しなくなった。
※ちなみに「EVO 2015」のスト4は13位だったので普通に猛者。
そして2021年8月。Latifは「We are back!」というツイートと共に突如登場。
https://twitter.com/latif_7/status/1428053379289337857
そして2021年9月には「After 6 Long Years.. I AM FINALLY BACK!」と動画投稿。
https://www.youtube.com/watch?v=oFoatYUoIQE
約6年ぶりの格闘ゲーム復帰となった。
（ちなみに空白期間は、普通にインスタグラムとかは筋トレの様子などを
動画で更新していたので、たぶん仕事やプライベートが多忙だったぽい。
地元のスマブラの大会も1回だけ出て優勝してたので格ゲー熱そのものはあったはず）
復帰してからはさまざまなオンライン大会に勢力的に参戦。
2021年8月「The Big LEVO3」7位（304人中）
2021年9月「Red Bull Gaming Sphere Online」2位（96人中）
2021年11月「Break The Wall # 2  ArcRevo EMEA Daredevil（PC）」1位（104人中）
2021年11月「SaltyEU ARCREVO Daredevil - EMEA (PC)」1位（97人中）
2021年11月「Saltmine League ARCREVO Daredevil - EMEA (PC)」1位（58人中）
一部抜粋してもこんなにある。掲載してない大会も2位とかそんな感じ。
あと、欧州大会の実況などで知られるDamascusが主催のイベント「WANTED」。
これは、猛者を4人ほど招待してトーナメントをして、優勝者を暫定王者にして、
次回また招待トーナメントをして優勝者が暫定王者と戦うイベントなのだが、
Latifは6回くらい王座を防衛している（ちなみに招待トナメも防衛戦も全部7先）。
さらに、前述のDamascusが主催した国別オンラインGGST対抗戦「StriveCup」も
サウジアラビアチーム、つまりLatifのチームが優勝した。今回の本命と言えるだろう。
対戦動画はYoutube上にいくらでもあるので「Latif GGST」で検索すればOK
参考記事　Casuals: Latif's Tireless Pursuit for Greatness
https://www.redbull.com/us-en/casuals-latif-s-tireless-pursuit-for-greatness
2021年11月 HAS SSF ASCENDED? Latif (Zato) vs SSF (Chipp) FT7 - WANTED STRIVE 21
https://www.youtube.com/watch?v=0EnIQI7E0rg
2021年12月 EXHIBITION MATCH! Latif (May, Zato) vs GenisGod (Ram) FT7 - WANTED STRIVE 25
https://www.youtube.com/watch?v=1JJEgAIt99k
2022年1月 THE BIG FACEOFF! Verix (Nago) vs Latif (Zato) FT7 - WANTED STRIVE 29
https://www.youtube.com/watch?v=eXbcuxueZLo

 

☆Zando（ラムレザル、チップ）
ザンド。中東イスラエルのプレイヤー。
2021年12月12日に開催された「EMEA予選3回目」優勝者。
※EMEA予選3回目の対象国は、大会Smash.ggによると、
＞EMEA #3: Belarus, Bulgaria, Georgia, Greece, Israel, Moldova, North Macedonia, 
＞Romania, Russia (Central district + St Petersburg + Kaliningrad), Serbia, Ukraine.

f:id:shirauzutaisa:20220305005813j:plain※これはSmash.ggのスクリーンショット。
東ヨーロッパあたりが中心だが、イスラエルはこの予選エリアに該当している。
https://smash.gg/tournament/arcrevo-emea-qualifier-event-3/details
Zandoは中東イスラエルの都市ハイファ勢。
https://twitter.com/zandowastaken
https://www.twitch.tv/zandowastaken
彼自身の詳しい経歴はよくわからなかったが、
GGSTが発売された当初から、積極的にオンラインの大会には参加している。
最近の大会の成績は結構安定しつつあると思う。
2021年8月「The Big LEVO3」4位（304人中）
2021年11月「Spaghetti Showdown - Daredevil Event」1位（47人中）
2021年11月「Break The Wall # 3  ArcRevo EMEA Daredevil（PC）」5位（115人中）
2021年12月「Break The Wall # 4  ArcRevo EMEA Daredevil（PC）」3位（51人中）
2021年12月「Break The Wall # 5  ArcRevo EMEA Daredevil（PC）」5位（48人中）
自分は、彼がどうやって腕を磨いていたのかが謎だったが、
偶然だったが、イスラエルには普通に格闘ゲームコミュニティがあったのを発見。
「FighterHubIL Israel」というコミュニティはローカル大会を定期開催していた。
（GGST、鉄拳、MBTL、DBFZあたりは確認）つまり彼らはいつも切磋琢磨していた。
https://twitter.com/fighterhubil
https://www.twitch.tv/fighterhubil
https://www.youtube.com/channel/UCnqyMWlx6GOzoctdp4FA6FA
ヨーロッパ勢が集まるローカルなオンライン大会でも、優勝は複数で確認できた。
つまり彼の実力はヨーロッパ諸外国にも通用していることになる。
2021年11月 THE GREAT RUNBACK! Latif (Zato) vs Zando (Ram) FT7 - WANTED Strive 22
https://www.youtube.com/watch?v=MstGlOwLlpM
2021年11月WHAT A CLUTCH SET! Nelkhael(Leo)vs Zando (Ram) FT7 - WANTED Strive 22
https://www.youtube.com/watch?v=F9rlY1pr-NE
2021年12月 SENEGAL ENTERS! Verix (Nago) vs Zando (Ram) FT7 - WANTED STRIVE 26
https://www.youtube.com/watch?v=3gtiVBwsfsU


☆TrueDevin（ラムレザル）
トゥルーデビン。ドイツのプレイヤー。
2022年1月9日に開催された「EMEA予選4回目」優勝者。
※EMEA予選4回目の対象国は、大会Smash.ggによると、
＞EMEA #4: Denmark ,Faroe Islands ,Germany ,Iceland ,Ireland ,
＞Isle of Man ,Netherlands ,Norway ,Sweden ,United Kingdom.

f:id:shirauzutaisa:20220305005848j:plain※これはSmash.ggのスクリーンショット。
いわゆる北ヨーロッパや、西ヨーロッパのやや真ん中あたりの諸国が中心。
https://smash.gg/tournament/arcrevo-emea-qualifier-event-4/details
TrueDevinはドイツの若手プレイヤーで、Twitterによると1997年世代。
https://twitter.com/TrueDevinLoL
https://www.twitch.tv/TrueDevin
https://www.youtube.com/channel/UCiK-mNM6ZRmFbuhpSDjQyCg
彼自身の詳しい経歴はよくわからなかったが、
GGSTの大会には2021年8月の時点で、参加はしていた。
彼の大会成績がグンと良くなったのは、2021年末～2022年に入ってからだろうか。
2021年11月「SaltyEU ARCREVO Daredevil - EMEA (PC)」9位（110人中）
2021年12月「Saltmine League ARCREVO Daredevil - EMEA (PC)」5位（48人中）
2022年1月「Bite The Dust」7位（51人中）
2022年1月「CEGA Gold Burst #4」1位（40人中）
ドイツそのものは、格闘ゲームコミュニティそのものは普通にあり、
国の位置としても、他のヨーロッパ諸外国とオンライン対戦はしやすい環境。
腕を磨く環境は比較的に恵まれているほうだとは思う。
彼がARCREVOに参加した時の配信の録画は下記（彼自身のチャンネルより）
I Entered a STACKED ARCREVO Qualifier.. and WON?! (Arcrevo Tournament Run)
https://www.youtube.com/watch?v=lBQ79I19fIM


☆WhiteBl4ck（ソル、チップ）
ホワイトブラック。フランスのプレイヤー。
2022年1月16日に開催された「EMEA予選5回目」優勝者。
※EMEA予選5回目の対象国は、大会Smash.ggによると、
＞EMEA #5: Algeria, Andorra, Belgium, France, Italy, Liechtenstein, 
＞Luxembourg, Malta, Monaco, Morocco, Portugal, Spain, Switzerland.

f:id:shirauzutaisa:20220305005922j:plain※これはSmash.ggのスクリーンショット。
北ヨーロッパや、西ヨーロッパ諸国の西よりの国々や、北アフリカの国などが中心。
https://smash.gg/tournament/arcrevo-emea-qualifier-event-5/details
WhiteBl4ckはフランスのパリのベテランの強豪プレイヤー。
https://twitter.com/WhiteBl4ck
https://www.twitch.tv/whitebl4ck/about
https://www.youtube.com/channel/UCeLKCzTt98RBCoZOcjvGm5g
彼の出身そのものはフランス領ギアナの県都カイエンヌ。
（ギアナは南米にあるフランス海外県かつ海外地域圏で、ブラジルの隣）。
ちなみにWhiteBl4ckでホワイト・ブラックと読むのは、4をAと読むため。
いわゆるLeet（リート）表記のこと。例えばLEET→1337、SALT→5417。
形が似てるから数字に置き換えます的なやつ。
元々はFPSゲームやPES（ウイニングイレブンのこと。現在のeFootball）を遊んだ。
ドリームキャストのMarvel vs Capcom 2と出会い、格闘ゲームに興味を持つ。
そこからは「Marvel vs Capcom 3」など様々な格闘ゲームに触れていく。
ちなみに彼自身はWhiteが日本語で白、Blackが日本語で黒、なのは既知。
彼のYoutubeチャンネルのアイコンマークは「黒白」の文字がある。お洒落。
これまで様々な格闘ゲームで大会実績を重ねてきた古豪で、
フランス大会の遠征に来たプレイヤーを撃退したこともある。
Ultimate Marvel vs Capcom 3（アルカプ）部門では
2021年仏大会「World Game Cup」優勝、2014年英大会「HypeSpotting 3」優勝。
Mortal Kombat 11（モーコン）部門では
2019年仏大会「StunFest」3位、2019年仏大会「VS Fighting」9位（145人中）
Dragon Ball FighterZ（ドラゴンボールファイターズ）部門では、
2018年仏大会「The MixUp」7位（93人中）、2019年仏大会「StunFest」9位（95人中）
SFV（スト5）部門では2018年仏大会「Red Bull Kumite」当日予選25位（224人中）等。
GGSTの実績に関して言うと、大規模な大会の成績だと
2021年8月「EVO online Europe」65位（449人中）など。
ローカル大会を中心に参加し続け（優勝は割と常連）今回はEMEA予選を優勝した。
参考動画　Portrait de Whiteblack　2013年の動画
https://www.youtube.com/watch?v=K8xHKHpRkHk
参考記事　CDV.WHITEBL4CK ?　2014年の記事
http://alpha-umvc.overblog.com/2014/01/cdv.whitebl4ck.html
2021年11月 Next Level Weeklies #4 - Guilty Gear STRIVE - Kairn vs WhiteBl4ck (Grand Final)
https://www.youtube.com/watch?v=etNCr2kxlwo
2021年11月 Next Level Weeklies #5 - Guilty Gear STRIVE - WhiteBl4ck vs Arefu (Grand Final)
https://www.youtube.com/watch?v=TsFwMPcpXXE
2021年12月 Next Level Weeklies #6 - Guilty Gear STRIVE - WhiteBl4ck vs Onii =D (Winners Quarter-Final)
https://www.youtube.com/watch?v=7LcY19yAq54
2021年12月 Next Level Weeklies #6 - Guilty Gear STRIVE - WhiteBl4ck vs Arefu (Grand Final)
https://www.youtube.com/watch?v=F-weOA_On_c
2021年12月　Overdrive: Guilty Gear STRIVE - WhiteBl4ck vs Kairn (Grand Final)
https://www.youtube.com/watch?v=0WKIjPvn3pA


以上、5人が、EMEA各予選の通過者。
ここから下記3人は「Daredevil Events」すなわち
ポイントシステム対象大会の成績優秀者を紹介していく。

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期間としては、11月1日から1月15日まで ※これはSmash.ggのスクリーンショット

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※これはSmash.ggのスクリーンショット
大会で使用するプラットフォームはPS4、PS5、PCの全部で実施可能。
大会ルールは、ダブルエリミネーション（ルーザーズあり）。
試合の本数は基本は2先（FT2）で決勝戦やTOP8あたりは3先（FT3）。
主催者が申請することで、イベントとして認定を受ける。

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※これはSmash.ggのスクリーンショット
ポイントの割り振り具合はこんな感じ。大会の参加者が増えれば触れるほど、
大会の成績で付与されるポイントが増えていき、付与される人も増えていく。


具体的なルールの説明ソースは下記。
https://smash.gg/league/arcrevo-emea-2021/details
そしてポイントランキング（Standings）の結果がこれ。
https://smash.gg/league/arcrevo-emea-2021/standings
1位Slash（メイ）345ポイント
2位Skyll（ソル）280ポイント
3位Uriel_Legion（名残雪）200ポイント
ーーーーボーダーラインーーーーーーーー
4位Zin（チップ）95ポイント
5位 AnBi 72ポイント
6位 kurokich 68ポイント
7位 Pinhead 66ポイント
8位 BARRYBONES 46ポイント
9位 Maka 35ポイント
10位 Leffen 30ポイント
☆Slash（メイ）
スラッシュ。中東サウジアラビアのプレイヤー。
EMEA地域の「Daredevil Events」ポイント・ランキング1位（345ポイント）
Slashはサウジアラビア西部の都市ジッダ（ジェッダ）の若手プレイヤー。
ジッダはサウジアラビアの首都リャドに次ぐ大都市。
https://twitter.com/SlashoSlash
https://www.twitch.tv/slaaasho
Twitterで2021年6月に22歳の誕生日を祝っていたので、1999年世代。
https://twitter.com/SlashoSlash/status/1403824320921624577
Twitchに自己紹介文には「WHENEVER IN DOUBT ALWAYS TOTSUGEKI」とある。
Whenever In doubt（迷ったときはいつでも）Always（常に）TOTSUGEKI（突撃）
経歴としてはDBFZ（ドラゴンボールファイターズ）の強豪。
2018年ごろからオンラインや国内大会「Fight Night 2019」では優勝していた。
2020年に日本のプレイヤーの立川さんが優勝した、フランス開催の大会
「Red Bull DRAGON BALL FighterZ World Tour Finals」の
当日予選（Last Chance Qualifier）では実は9位入賞している（235人中）。
GGSTは2021年6月くらいからオンライン大会では普通に上位入賞している。
2021年6月「Saturday Night LEVO #20」2位（243人中）
2021年7月「The Big LEVO 1」3位（412人中）
2021年7月「The Big LEVO 2」5位（324人中）
2021年8月「The Big LEVO 3」1位（304人中）
2021年9月「Red Bull Gaming Sphere Online: Guilty Gear Strive」1位（96人中）
ちなみに、Latifが優勝した2021年11月21日開催「EMEA予選2回目」。
この予選の2位こそが、Slashだったのである。
ここでピンと来た方もいらっしゃるとは思うが、Latifの項目でも触れた話。
すなわちDamascusが主催した国別オンラインGGST対抗戦「StriveCup」における、
サウジアラビアチームの優勝。その立役者はLatifだけではなくSlashの存在も大きい。
もちろんSlash個人の最近の大会の成績も文句なし。
2021年11月「Break The Wall # 1  ArcRevo EMEA Daredevil（PC）」7位（98人中）
2021年11月「Break The Wall # 2  ArcRevo EMEA Daredevil（PC）」2位（104人中）
2021年11月「Break The Wall # 3  ArcRevo EMEA Daredevil（PC）」2位（115人中）
2021年11月「SaltyEU ARCREVO Daredevil - EMEA (PC)」1位（110人中）
2021年11月「Saltmine League ARCREVO Daredevil - EMEA (PC)」1位（63人中）
もちろんDamascus主催の「WANTED」のエキシビションでも活躍している。
2021年11月 THE RIVALRY ARC! Latif (Zato) vs Slash (May) FT7 - WANTED STRIVE 23
https://www.youtube.com/watch?v=yvnmh2oX6gA
2021年11月TOTSUGEKI! Slash (May) vs Anbi (Sol) FT7 - WANTED STRIVE 23
https://www.youtube.com/watch?v=ecqbYffWOf0
2021年12月 CAN SLASH SURVIVE? Slash (May) vs Uriel Legion (Nagoriyuki) FT7 - WANTED strive 24
https://www.youtube.com/watch?v=AytBdPgp_40

 

☆Skyll（ソル）
スキール。フランスのプレイヤー。
EMEA地域の「Daredevil Events」ポイント・ランキング2位（280ポイント）
Skyllはフランスの南部ブーシュデュローヌ県の地方自治体のグランのプレイヤー。
https://twitter.com/Skyll_13
https://www.twitch.tv/Skyll_TV
2019年のインタビュー記事では、26歳と答えているので多分1993年世代あたり。
現在はフランスのチーム「Team Oplon」に所属している。
このチームはフランスのeSports組織「InFamouS eSport」（2016年に解散）に
https://twitter.com/InFamouSeSport
基づいているチームで、LoLなど2018年ごろから活動している。
https://twitter.com/TeamOplon
https://oplon.gg/
インタビュー記事によると、名前のSkyllの由来は、
彼の兄のファン・フィクション（二次創作小説）から。
Skyの発音にLを足したような名前だったという。周囲はSkillと呼んでいたようだ。
経歴としては格闘ゲーム「Soul Calibur IV（ソウルキャリバー4）」から。
大会で結果を出すことが出来たのはソウルキャリバー5からだという。
（ちなみに当時フランス名物大会「Stunfest 2013」で優勝した）
ソウルキャリバーでは侍が好きなので御剣平四郎（みつるぎへいしろう）を使う。
その後の活躍は「Soul Calibur 6（ソウルキャリバー6）」では「EVO 2019」3位や
2019年「SOULCALIBUR World Invitational」優勝、「EVO Japan 2020」5位など。
また、彼はDBFZ（ドラゴンボールファイターズ）もフランス国内屈指の強豪。
2018年9月「Ultimate Fighting Arena」5位（159人中）や
2018年「The MixUp」1位（93人中）2019年「The MixUp」3位（64人中）など。
そして、GGST。こちらも間違いなく強豪。何度もDaredevil大会でポイントを得た。
2021年11月「SaltyEU ARCREVO Daredevil - EMEA (PC)」2位（97人中）※9日
2021年11月「SaltyEU ARCREVO Daredevil - EMEA (PC)」4位（68人中）※30日
2021年11月「Break The Wall # 1  ArcRevo EMEA Daredevil（PC）」3位（98人中）
2021年11月「Break The Wall # 2  ArcRevo EMEA Daredevil（PC）」3位（104人中）
2021年11月「Break The Wall # 3  ArcRevo EMEA Daredevil（PC）」1位（115人中）
2021年12月「Break The Wall # 4  ArcRevo EMEA Daredevil（PC）」1位（51人中）
2021年12月「Break The Wall # 5  ArcRevo EMEA Daredevil（PC）」1位（48人中）
2021年11月「Saltmine League ARCREVO Daredevil - EMEA (PC)」2位（58人中）
2021年12月「Saltmine League ARCREVO Daredevil - EMEA (PC)」2位（67人中）
なかでも特筆すべきは、2021年10月のこと。
Red Bullスペインが主催したヨーロッパのGGSTイベント
その名も「RED BULL GLADIATORS 2021（レッドブル グラディエーター）」
Open Phase（予選）の上位4人である、BarryBones、Mystic、GenisGod、Dan（dy）と
https://smash.gg/tournament/red-bull-gladiators-2021/event/open-phase
Red Bull側から招待をされたAlioune、Uriel Region、KenDeep、そしてSkyll。
予選通過をした4人が、それぞれ招待された4人と戦っていく。
https://smash.gg/tournament/red-bull-gladiators-2021/event/final-phase/brackets/991401/1565181
https://www.redbull.com/es-es/events/red-bull-gladiators
結果はSkyllがUrielやKenDeepを倒して優勝となった。
また、この関係か「Red Bull Kumite US（ラスベガス）」にも招待された。
参考記事 THE LEGEND CHRONICLES: SKYLL
https://soulcaliburcommunity.com/the-legend-chronicles-skyll/
2021年9月 GGST v1.09 Uriel_Legion (NA) vs Skyll (SO) ft 10!
https://www.youtube.com/watch?v=ay83MRe7PeY
2022年1月 THE RIVAL EXHIBITION! Skyll (Sol) vs Slash (May) FT7 - WANTED STRIVE 31
https://www.youtube.com/watch?v=Rk7wKGA-xR8


☆Uriel_Legion（名残雪）
ウリエル レギオン。スペインのプレイヤー。
EMEA地域の「Daredevil Events」ポイント・ランキング3位（200ポイント）
Uriel_Legionはスペインのアンダルシア州のグラナダ県のプレイヤー。
https://twitter.com/Uriel_Legion
https://www.twitch.tv/uriellegion
https://www.youtube.com/user/UrielLegion
世代としては、Twitterにあるとおり1987年世代。
以前はスペインのマドリードのチーム「Runelords」に所属だったが
https://twitter.com/runelords
現在はスペインを中心に活動しているチーム「Giants」に所属している。
Giantsは2012年頃から活動しているチームでVodafoneなどがサポートしている。
LoL、FIFA、CallofDuty、HearthStoneなどのプレイヤーもいる。
格闘ゲーマーだと、SF5強豪VegaPatchや、DBFZ猛者Shanksなどが所属している。
https://twitter.com/giantsgaming
ググったが、ウリエルは天使の名前として著名な名前で、
レギオンは「軍団」や「大群」という意味。これをくっつけるセンスがすごい。
彼のYoutubeチャンネルには、6年前からギルティの対戦動画があり、
GGXrdやGGXXACPRのプレイしている（当時のメインのキャラはジョニー）
Twitchの自己紹介によると「Guilty Gear Player since 2005」とあるので、
筋金入りのスペインのギルティおじさんと考えていいはず。
GGSTの実績としては、STEAMの名残雪のランキングで上位争いをしている。
スペインのローカル大会では
2021年6月「Dust Series by Diesel sound of the brave #2 (STEAM)」2位（128人中）
2021年7月「Dust Series by Diesel sound of the brave #5 (STEAM)」1位（171人中）
2021年7月「Dust Series by Diesel sound of the brave #4 OFFLINE」1位（47人中）
2021年8月「Summer Clash #1 - Guilty Gear Strive」1位（85人中）
2021年8月「Summer Clash #4 - Guilty Gear Strive (STEAM)」2位（62人中）
メジャー大会やあーくれぼツアー関係の結果だと
2021年8月「EVO 2021 ONLINE - Europe」2位（449人中）（Leffenに負け）
2021年10月スペイン8人招待大会「RED BULL GLADIATORS 2021」TOP4（Skyllに負け）
2021年11月「Break The Wall #1 (PC) - ArcRevo EMEA Daredevil」2位（98人中）
2021年11月「Break The Wall #2 (PC) - ArcRevo EMEA Daredevil」5位（104人中）
Red Bull Kumite 2021 US（ラスベガス開催）にも招待されたし、
大会実績は本当にめちゃくちゃ多いので、ポイントのランキングで入賞は至極当然。
2021年12月 HOW MANY SCOOPS? Kurokich (Potemkin) vs Uriel Legion (Nago) FT7 - WANTED strive 24
https://www.youtube.com/watch?v=jYJtKs-A-8o
2021年12月　THE ORIGINAL CHAMP IS BACK! Nyphi (Sol) vs Uriel Legion (Nago) FT7 - WANTED strive 24
https://www.youtube.com/watch?v=F2CZY7m-L8U

 

☆決勝大会 ルール
https://www.arcrevo.eu/rules/
この大会ホームページにある記載によると
＞4.2.7 ARCREVO EMEA FINALS
＞The 8 Players qualified for ARCREVO EMEA finals are divided into 2 groups of 4 Players according to the
＞following rules:The group phase is played in the “round-robin” group format, i.e. each Player plays successively against all the other Players in his/her group.
＞The Matches are played in 1-on-1, in the “best-of-five” format, i.e. the best of 5 sets.
＞During the group phase, a win gives 3 points, and a loss gives 0 points. In case of equality the following tie break ＞rules will apply :
1. Highest number of points obtained
2. Greater difference in sets won compared to sets lost against all Players in the group
3. More points obtained for Matches played between tied Players
4. Greater difference in sets won vs. sets lost between tied Players Each player will qualify for the final phase.
＞Final phase:The Final phase is a double elimination tournament with eight (8) Players according to the following
rules :
– The top 1-2 of each previous group will be in Winner bracket
– The top 3-4 of each previous group will be in Losers Bracket
＞Final phase Tournament will be played as a double elimination bracket competition, in which Players
compete in Matches starting from what is known as the winner’s side of the bracket or the loser’s side of the bracket depending on its group result.
＞If a Player loses a Match Set while in the Winner’s Bracket, that Player will be moved to the loser’s side of the bracket. If a Player loses a Match Set while in the Loser’s Bracket, that Player is eliminated and will no longer advance further in the bracket for that Tournament Event. The winner of the Winner’s Bracket will play against the winner of the Losers Bracket in the Grand Finals of the final phase Tournament. The Grand Finals winner will the ARCREVO EMEA CHAMPION.
＞All Match set will be best-of five when the Player who wins three Matches.


まず、4人づつ、2つのグループリーグに分けます。
そして、総当たり方式（Round Robinラウンドロビン）で全試合Best Of 5。
Best Of 5とは「5回中より多く勝ったほうが勝利」つまり3本とれば勝ち確定なので、
「Best Of 5」=「First To 3」＝「3先」ということ。
ちなみに勝てば3ポイント取得。負ければ0ポイント。
このグループリーグの成績をもって、あらためて8人によるトーナメントが組まれる。
改めて8人による、ダブルエリミネーション方式のトーナメントが、ファイナル・フェイズとなる。
※余談だが、グループリーグの成績でタイブレークが発生した場合。
1.得点数
2.得失点差（勝ちと負けの取得セット数。Goal difference）
3.直接対決の成績で、より多くのポイントを獲得しているか。
4.直接対決の成績で、より勝ちセットと負けセットの差の大きさ。

8人によるファイナル・フェイズは、
各グループリーグの1位と2位がウィナーズに、3位と4位がルーザーズに配置される。
いつものルーザーズありの、ダブルエリミネーションのトーナメント。
試合は全て「Best Of 5」つまり前述と同じように3先形式。

基本的には、下記のようになる。
ウィナーズの組み合わせが
Aの1位 vs Bの2位
Aの2位 vs Bの1位
ルーザーズの組み合わせが
Aの3位 vs Bの4位
Aの4位 vs Bの3位

・結果

優勝はLatif（ラティーフ）！！
おめでとうございます！