白水(Shiramizu&Shirauzutaisa)のブログ

ごく一部の格闘ゲーム海外情報が好き。海外大会開催中はツイートやRTを超爆撃します。ごめんなさい。Japanese Stream Monstor。Sorry I often RT。SF5海外プレイヤー情報メインですが、他も気まぐれに調べます。

2023年7月1日~2日開催南アフリカ共和国「Red Bull Kumite 2023」メモ

2023年7月1日~2日開催、南アフリカ共和国Red Bull Kumite 2023」メモ2023年7月1日~2日開催、南アフリカ共和国Red Bull Kumite 2023」メモ

このメモは、
2023年7月1日から7月2日に、南アフリカ共和国で開催される
Street Fighter VI(ストリートファイター6)大会
Red Bull Kumite 2023」に関する情報メモです。

 


はじめに。格ゲーチェッカーさんの記事もおすすめです。
https://kakuge-checker.com/topic/view/08079/



☆大会の告知PV

 

Red Bull Kumiteとはなにか。
Red Bullが、おおよそ年1回ペースで開催している格闘ゲームのイベント。
イベントそのものは、2015年から開催されてきている。
Red Bullが独自の審美眼で選んだプレイヤーを世界中から15人招待。
そして、現地でも当日予選を1枠もうけて、我こそはという挑戦者を呼ぶ。
選ばれし16人の選手は、本番は金網で囲まれたケージに入り対決する。
その年その年で若干かわるが、ゴキゲンな演出は折り紙付き。

Red Bull Kumiteの歴史と、南アフリカ共和国との関わりの歴史。
これまでの開催地は、フランスのパリ、日本の愛知県、イギリスのロンドン、アメリカのラスベガス。
今年は、南アフリカ共和国のハウテン州の都市プレトリアで開催。
具体的にはプレトリア大学のレンブラント・ホールでやるとのこと。
※ハウテン州は、南アフリカ共和国の北部で、ヨハネスブルクもここ。
ヨハネスブルクプレトリアはハウテン州を代表する都市。
下記の地図はGoogleMapのスクリーンショット

実は、Red Bullにとって、南アフリカ共和国での格闘ゲームのイベントはこれが初ではない。
2018年ごろから、Red Bullは、地元の道路を貸し切り封鎖して大会をほぼ毎年に主催。
これは「Red Bull Hit The Streets」と呼ばれるイベント。過去4度ほど開催された。
ちなみに2019年の優勝者JabhiM(ジャビM。Mは本名の略称)は、同年開催のRed Bull Kumite 2019 Japanにて、当日予選に招待されて来日した。
そして2023年には、今後は逆に、日本でRed Bullの予選大会が開催。
ここで優勝した日本の翔さん(かけるさん)は、南アフリカの当日予選への招待切符を得た。(つまり予選の予選。翔さんは、”現地の”当日予選を優勝して初めて16人の1人になる)。
[参考]
Red Bull アスリートのガチくんさんが2019年に現地にいった時のドキュメント映像。
https://www.youtube.com/watch?v=EAwqym7_yzA
現地の遊びにいった人が2019年度に撮影したイベントの様子。
https://www.youtube.com/watch?v=cTadYZ0fT1w


☆大会スケジュールや、放送配信URLや、トーナメント表のサイトなどの紹介。

[スケジュール]は公式から発表がされている。


https://twitter.com/redbullgaming/status/1673407621456359431
・1日目(7月1日 土曜日)
当日予選(Last Chance Qualifier/LCQ)

JSTというのがいわゆる日本時間(Japan Standard Time)。
17時45分 インターネットライブ配信開始
18時00分 Pools A1 to A4(ブロックA1からA4まで進行)
20時00分 Pools B1 to B4(ブロックB1からB4まで進行)
22時00分 TOP24(1ブロックあたり3人抜けなので、3x8ブロックで24人)
00時00分 TOP16(この時点で日本だと日曜になる)
06時00分 Team Battle Showcase(おそらくチーム戦のエキシビション

https://twitter.com/redbullgaming/status/1673768412281970701
・2日目(7月2日 日曜日)本戦

JSTというのがいわゆる日本時間(Japan Standard Time)。
20時30分 PRE-Show(おそらく選手入場など)
21時00分 DRAW Ceremony(おそらくトーナメント組み合わせ決定)
21時30分 Round 1 Matches(初戦開始)
01時00分 COMBO CONTEST(たまに開催されるコンボ自慢大会。既に日本は月曜)
01時30分 TOP8
04時00分 FINAL(決勝)

[放送配信URL]もすでに発表されている。
・現地版放送チャンネル先
Twitch https://www.twitch.tv/redbull
Youtube 1日目 https://www.youtube.com/watch?v=0I6Cy-3tMio
Youtube 2日目 https://www.youtube.com/watch?v=xYXlak-APuA
・日本中継版放送チャンネル先。おなじみの方々。
>実況解説: Aru、ハメコ。ゲスト: こくにい、オオヌキ、梅原大吾
7/2(日) 20:30~
https://www.twitch.tv/redbulljp
・日本版ミラー配信は、両氏が担当してくださるそうな。
釈迦 https://twitch.tv/fps_shaka 
ろびん https://twitch.tv/detonator_robin 
※告知ソース元
https://twitter.com/RedBullGamingJP/status/1672922392291692544
https://twitter.com/RedBullGamingJP/status/1673994611394592769

[トーナメント表]
https://www.start.gg/tournament/red-bull-kumite-2023/event/red-bull-kumite-2023-last-chance-qualifier/brackets
英語でいうとBracket。
これは、現地の当日予選のトーナメント表。参加者142人。
ここからたった1人が、15人の招待選手が待つ本戦に行ける。
トーナメントは、大きくわけて8つのブロック(Pools)で構成。
1人あたりライフが2つある「ダブル・エリミネーション方式」。
最初、選手は全員「Winners(ウィナーズ)/Upper(アッパー)」のBracketで開始。
1度負けた選手は全員「Losers(ルーザーズ)/Lower(ローワー)」のBracketで再スタート。ようは敗者復活ルート。
最終的に、1人だけになったWinners側と、勝ち上がって1人になったLosers側が対決。
決勝はWinners側が2ライフ、Losers側が1ライフでの対決となる。

※1ブロック(Pools)あたり3人抜けルールについて。
どういうことかというと、そのブロックの内部での話。
「ブロックのWinners Finalの勝者と敗者」と「ブロック内のLosers Final勝者」の3人。

通常のダブル・エリミネーションだと、
各ブロックあたり2人通過(Winners側とLosers側ひとりづつ)になる。
例えば、AさんとBさんがブロック内の決勝で戦って、Aさんが勝てばAさんはそのまま通過。
Bさんは、Losers側から勝ち上がってきたCさんと対決して、BかCのどちらかがLosersで通過。

今回の形式の場合は、
AさんとBさんがブロック内の決勝で戦って、Aさんが勝てばAさんはそのまま通過。
Bさんは、Cさんとは戦わずLosers側として通過。
もちろんLosers側をがんばってたCさんも、Losers側として通過。BとCは戦わない。
そして、BさんとCさんは”どっちもLosers側だが、違う配置に振り分けられる”という仕組み。
つまり、今回は8ブロックあるので、
Winnersとして通過した人が1人x8=8人、Losersとして通過した人が2人x8=16人。
なので、合計で、プールを通過すれば8+16で、TOP24ということになる。
下記の画像みたいな感じになる。

※3人抜けルールを大会に投入する理由とは
このルールの明確な利点は、下記がなるべく起こらない点。
「WinnersでAさんに負けたBさんが、Losersでがんばって勝ち上がった。
 しかしWinnersで負けてLosersに落ちてきたAさんと、また対決した」
つまり「同じ相手に2回とも負けて終了」を避けるための措置。
ルーザーズの人数を増やすことで、同じ対戦カードが減りやすい。
もちろん、このルールは難しい点があって、運営の負担が大きいこと。
イメージしてみればピンとくると思うが、トーナメント表の管理とスタッフ同士の情報伝達の労力は多大。
ただし、この方式は参加者エントリーが多いほど効果を発揮する。
なので、アメリカの数百人越えの大型大会では、このルールを採用することは割とある。

☆大会の具体的なルール
[参考ソース]
https://www.start.gg/tournament/red-bull-kumite-2023/details
https://drive.google.com/file/d/1JZT2c7yL6PBskzxh8dsyzP8Mg2uQIv5p/view
https://www.redbull.com/za-en/events/red-bull-kumite/red-bull-kumite-south-africa-format
[当日予選]
上記によると、LCQ、本戦ともにPlayStation 5(120hz/VRR)を使用とのこと。
>Both LCQ and Main Event will be organized on PlayStation 5 (120hz/VRR). 
PlayStation 4のコントローラーはPlayStation 5に対応しておりません。
PlayStation 5のコントローラーは当日会場にてご用意いたします。
また、FGC WINGMAN BROOKコンバーターもご用意しておりますので、PS4のコントローラーやファイトスティックをPS5で使用することも可能です。
>Please note: the PlayStation 4 controller is not compatible with the PlayStation 5. PlayStation 5 controllers will be provided on-site if needed. We will also have FGC WINGMAN BROOK converters available for players, to use PS4 controllers or fight sticks on PS5.

文章を引用して推測すると、サイトによってルールの表記が違う。
Google Driveのほうは
>Victory and defeat in the Last Chance Qualifier: to win a PLAY, 
>a PLAYER must be the 1st of the 2 PLAYERS to win 2 matches; 
>except for the TOP 8 (Last 10 PLAYs of the tournament) of the RED BULL KUMITE LAST CHANCE QUALIFIER where, to win a PLAY, 
>a PLAYER must be the 1st of the 2 PLAYERS to win 3 matches.
おそらく試合は2試合とれば勝利、TOP8からは3試合とれば勝利だろうか。
いわゆる2先、3先(○試合先取)。FT2やFT3(First To 数字)やBO3やBO5(Best Of 数字)と一緒。
ただ公式ホームページのほうは
>Match format:
>First to two (BO3) matches until Top 4. 
>The Top 4 will be played in first to three matches (BO5).
つまりTOP4までは普通に2先(FT2/BO3)で行い、TOP4から決勝は3先(FT3/BO5)。

[16人による本戦]
こちらはGoogle Driveも公式ホームページも文言が一緒。
>The tournament: the COMPETITION (RED BULL KUMITE MAIN EVENT) is a single elimination tournament(called “single bracket”).
>At each stage of the COMPETITION, each PLAYER is to fight against one other PLAYER only during a play (the PLAY). 
>A play is made up of several matches where PLAYERS fight against each other during Rounds (there are 3 rounds per match).
>At the end of each PLAY, the winning PLAYER remains in the tournament tree.
>The losing PLAYER is permanently eliminated from the COMPETITION.
>Victory and defeat in the Main Event: to win a PLAY, 
>a PLAYER must be the 1st of the 2 PLAYERS to win 5 matches.
下記は公式ホームページから
>The  Red Bul Kumite Main Event is a single-elimination tournament involving 16 players.
>Players are not seeded: the bracket draw is done at the start of the tournament, during the opening ceremony.
>The 16-player bracket consists of four stages: round one, quarter-finals, semi-finals and then the final.
>It's first to five (BO9) for all of the matches.
上記のURLから文章を引用して推測すると、シングル・エリミネーション方式(つまり負けたら終わり)。
全試合、5試合とれば勝利だろうか。いわゆる5先(5試合先取)。FT5(First To 5)やBO9(Best Of 9)と一緒。
ちなみに対戦の組み合わせはガチの抽選なので完全に運。


☆大会に参加する選手紹介(招待者15人)
※日本、アジア、北米、ヨーロッパ、中東、アフリカの順に紹介しています。あとアルファベット順。

☆Bonchan
【読み方】ボンちゃん
【使用キャラ】ルーク
【世代】1987年
【拠点】日本(出身は東京)
Twitterhttps://twitter.com/katitagaribon
【所属】Red Bull アスリート
【実績】EVO2019優勝、Red Bull Kumite 2015優勝。
【補足】
日本のプレイヤーのボンちゃんさん。
SF4時代はサガット使いとしてEVO2014準優勝など活躍。
SF5時代はカリン、ナッシュ、サガットリュウなど様々なキャラを使い活躍した。
Red Bull アスリートとしては2015年ごろから継続中。
全国の都道府県で不定期で開催する交流イベント「Bonchan's Road Trip」など活動。
愛称が、かなり多岐に渡り「これもボンちゃんさんの事を指す」は結構ある。
【参考記事】
Masato "Bonchan"Takahashi
https://www.redbull.com/int-en/athlete/masatobonchantakahashi

☆Gachikun
【読み方】ガチくん
【使用キャラ】マノン
【世代】1992年
【拠点】日本(出身は広島)
Twitterhttps://twitter.com/gachikun0423
【所属】Red Bull アスリート / Good 8 Squad https://twitter.com/good8squad
【実績】Capcom Cup2018優勝、Red Bull Kumite 2017準優勝。
【補足】
日本のプレイヤーのガチくんさん。
SF4時代はサガット使いとして地元を中心に活動。
SF5時代はラシード使い職人として、さまざまな大会で活躍した。
Red Bull アスリートとしては2018年ごろから継続中。
現在は国内チームGood 8 Squadにも所属し、Street Fighter Leagueではチームを牽引している。
SFLでは「広島風アナコンダ」と呼ばれている。
2019年に南アフリカ共和国Red Bullのイベントにゲストとして招待されている。
そのときに現地のコミュニティに触れてから約4年後、彼は再び同じ地を踏む。
【参考記事】
Gachikun's Discovery 南アフリカ編 ※南アフリカ遠征時のドキュメント映像
https://www.youtube.com/watch?v=EAwqym7_yzA
ガチくん:広島から世界へ
https://www.redbull.com/jp-ja/gachikun-street-fighter-v-interview-2018?linkId=61051186

☆Tokido
【読み方】ときど
【使用キャラ】ケン?ルーク?
【世代】1985年
【拠点】日本(出身は沖縄県
Twitterhttps://twitter.com/tokidoki77
【所属】 ROHTO Z!、OXY & Sony Music Entertainment.
【実績】EVO2022 4位、EVO2018準優勝、EVO2017優勝、RedBullKumite 2016準優勝、RedBullKumite 2015準優勝。
【補足】
日本のプレイヤーのときどさん。
これまで様々な格闘ゲームで実績を残してきたベテラン。
SFシリーズ以外の格闘ゲームでも、EVOでTOP8を飾ったこともある。
当時17歳の頃から大会シーンで活躍をしていた。
SF4ではおもに豪鬼使いとして、SF5ではルーク、ユリアン豪鬼リュウで各シーズンを活躍。
実績はかなり多数。載せきれなかったが、今年5月のTOPANGA World Championship 2023でも優勝。
【参考記事】
東大卒のプロゲーマー・ときど選手による勝利への方程式
https://www.redbull.com/jp-ja/casuals-tokido-street-fighter
【一流の他薦No.02】“ときど”が語るRed Bull Kumite 2017出場選手の、こだわり
https://www.redbull.com/jp-ja/kumite-2017-tokido

☆NL
【読み方】エネル
【使用キャラ】ルーク
【世代】1986~1987年(CPT2022で35歳と紹介)。
【拠点】韓国
Twitterhttps://twitter.com/sf5nl
【所属】
【実績】Red Bull Kumite Las Vegas 2021準優勝、韓国Fighters Spirit2022優勝など。
【補足】
あちらの実況の方を発言を聞いても「エネル」が近い印象。
評価の高いキャラを使い、その豪腕なプレイスタイルから日本では「力のNL」と呼ばれる。
もともとはKOF98UMFEのガチ勢らしく、2015年にはローカル大会で優勝しているようだ。
SF5は2016年から本格的に取り組み、様々な大会で活躍。世界屈指の強豪となった。
別名は「Jeongjil」と「Jungjil」。発音上でJeongjil、表記がJungjil。
2021年4月頃からレバーレスコントローラーHitBoxを練習。
【参考】
https://www.youtube.com/@nltv9433/about
kof98 um 흑피(중국) vs 정질(한국) 결승전 2015.10.18.
https://www.youtube.com/watch?v=lkgKJHC3III
UYU l NL@sf5nl Try Hitbox & Cross up streaming
https://twitter.com/sf5nl/status/1379769665094774789
【使用キャラに関する考察】
国内オンライン大会、オフライン大会ともに優勝。ルークのみ。
https://youtube.com/watch?v=DbI-M_5fEUg
https://youtube.com/watch?v=Be0O4Y7BgA4
https://youtube.com/watch?v=Be0O4Y7BgA4
https://youtube.com/watch?v=yP3c7QBPX1c

☆OilKing
【読み方】オイルキング
【使用キャラ】マノン、春麗
【世代】1985年
【拠点】台湾 新北市
Twitterhttps://twitter.com/LeevyLin
【所属】Twisted Minds https://twitter.com/TwisMinds /Red Bull アスリート
【実績】EVO2022 5位、EVOJAPAN2023優勝、台湾BeeProCup2022優勝、東南アジアTGU x SEA Major Thailand 2019優勝
【補足】
別名は「五股石油王」。略して「オイキン」と呼ばれることも。
新北市の市轄区に「五股区」があるが関連は不明。
初めての格闘ゲームとの出会いはSF2から。
小学生の頃に父親にゲームセンターに連れられてファンになった。
その後KOFに触れてガチ勢の道へ。当時は仕事後に、格ゲー仲間と交流していたようだ。
SF4時代にロレント使いとして大会に参加。2015年には国内ローカル大会で優勝を果たす。
この時はプレイヤーネームが違っていて、「石油王」がついたのはSF5時代から。
ラシードという中東キャラから由来と考えられる。短パンのファッションが印象的。
所属しているTwisted Mindsはサウジアラビアのチーム。Red Bullアスリートと兼任。
【参考】
Leevy "Oil KIng" Lin
https://www.redbull.com/jp-ja/athlete/leevy-oil-king-lin
【石油王の思い】台湾出身格ゲープレイヤー Leevy “Oil King” Lin インタビュー
https://www.redbull.com/jp-ja/oil-king-street-fighter-interview
五股石油王Oil King - 奪冠之路【鬥專題】
https://www.youtube.com/watch?v=5cHfZI4D-64
【使用キャラに関する考察】
CFNでの様々な強豪プレイヤーの履歴を見た感じ基本はマノン。たまに春麗

☆Zhen
【読み方】ゼン
【使用キャラ】ディージェイ、JP
【世代】2003年(Twitterで誕生日を祝っていたので)
【拠点】中国 深セン
Twitterhttps://twitter.com/zhennnkuang
【所属】BLG(BiliBili Gaming)https://twitter.com/BilibiliGaming
【実績】CapcomCup2022当日予選優勝。CapcomCup2022準優勝、Capcom Pro Tour 2022 Asia 3位
【補足】
当日予選優勝者インタビューによると、格闘ゲームに触れたのは13歳から。
別名に「fake-ProblemX」「村肉(CunRou/ツンロウ)」「Meat-PC」「A Rou」「Rou」等がある。
日本では、若手ながら老獪なプレイから「ゼン様」と呼ばれている。
彼自身もそのトレンドを知りTwitterのプロフィールを「ゼン様」にするというお茶目な一面も。
小さい頃によくラップを聞いていたので英語も話せる。その経験は半年のカナダ留学で活きたようだ。
そのため、2019年~2020年のカナダのローカルな格闘ゲーム大会に参加した記録がある。
国内大会では、成績のアベレージはかなり良い。
現在は、国内CapcomProTour優勝者のDCQやVxBaoと共に、Bilibili Gamingに所属している。
CapcomProTourレベルの大会としては、事実上の初の海外大会遠征でCapcomCup2022当日予選優勝。
スト4時代は、ウメハラさんとももちさんの対戦を見ていたとのこと。
【参考】
最終予選優勝→カプコンカップ準優勝! 中国の超新星Zhen選手に決勝前日の心境を聞きました!【海外インタビューシリーズ】
https://www.youtube.com/watch?v=z7ah_bIKwl8
https://news.zhibo8.cc/game/2022-01-21/61ea6acac243e.htm
>NASR | Adel@Bigbird_fgc・2月20日
>Me to @zhennnkuang:How’s your English so good when you haven’t really travelled much 
>Zhen: I listen to Rap 
>That answer had me crying
https://twitter.com/Bigbird_fgc/status/1627510400379146241
>BLG | Zhen@zhennnkuang・2月17日
>I won against Momochi and made top 16 winner side!!
>It's crazy to think how I used to watch Daigo vs Momochi in sf4 and now I'm here
https://twitter.com/zhennnkuang/status/1626437621659607040
【使用キャラに関する考察】
CFNを見た限りではディージェイとJPがかなり多めだった。

Idom
【読み方】アイドム
【使用キャラ】マノン
【世代】1995~1996年(CPT2022で26歳と紹介)
【拠点】アメリ東海岸 ニューヨーク州
Twitterhttps://twitter.com/iDomNYC
【所属】XSET https://twitter.com/XSET
【実績】EVO2022準優勝、CapcomCup2019優勝
【補足】
名前の由来は、自分のXboxやPSのアカウント名「iDOMINATION」を短くしたもの。
最初に触れた格闘ゲームは、PS版のSFZERO3やSF4。競技者になったのはUMVC3から。
2012年頃から、ニューヨークの定期ローカル大会「Big Two Tournament」に参加。
この催しは、現在「NLBC(Next Level Battle Circuit)」と改名している。
Idomは学校の帰りに、NLBCに寄って宿題を解いている日もあったとか。
SF5発売後は、オンラインでも活躍し、友人達に背中を押されて大会に参加していく。
Capcom Pro Tour は2017年ごろに地元大会で優勝。それでも遠征には消極的だった。
しかしCapcom Cup 2019では「東海岸(ニューヨーク)の最終兵器」として、アマチュアながら優勝。
実はDBFZ(ドラゴンボール)やGGST(ギルティギア)やUMVC3(アルカプ)など、
他の格ゲーも割とやっていて、普通に大会の成績も良くマルチに強い。
【参考】
Idom Collab
https://www.youtube.com/playlist?list=PLih9-oDKF_gIeCfFe2ynZuGMO-pwFsN3d
【使用キャラに関する考察】
ローカル大会もメジャー大会も、ほぼマノンのみ。
CEO2023ではジュリも出したが、本人いわく「オープンベータテスト以来触ってなかった」とか。
https://youtube.com/watch?v=iVdNvL4tj7k 
https://youtube.com/watch?v=Iz1UfFuSvis
https://youtube.com/watch?v=TVgCOnf-zKk
https://youtube.com/watch?v=M2laHeGBDZ0


☆Mono
【読み方】モノ
【使用キャラ】ディージェイ
【世代】1985年
【拠点】中米プエルトリコ
Twitterhttps://twitter.com/Monopr
【所属】RED ROOSTER https://twitter.com/RedRoosterTeam1
【実績】フロリダCEO2021優勝、ComboBreaker2022 3位、EVOJAPAN2023 5位
【補足】
インタビュー記事などによると、
格闘ゲームは昔からやっていたが、2005年に大学では大会を主催していた。
大会の環境が地元に無かったので、自分で作るしかないと思ったとか。
SF4時代はベガ使いの国内猛者(ももちさんによると、強豪PR Balrogは、Monoを猛者として紹介したとか)。
彼の主催大会は大規模になり、現在は「First Attack」という名で継続。
アメリカ大会に遠征して宣伝し続けた結果、参加者は増えCapcomProTour認定も受けた。
立場上、運営を優先し大会の不参加も割とあるが「戦う大会運営者」として選手活動も健在。
SF5時代は、珍しいキャラであるファン使い職人として、国内外から評価を受けた。
アメリカ大型大会「CEO2021」優勝や、CapcomCupIX(2022)本戦出場やEVOJAPAN2023上位入賞を果たす。
これらの功績は、地元のプエルトリコのTVや新聞のニュースになった。
近況では、eSportsが自国のスポーツ観光業にどのような貢献をもたらすかという視点から、国内の旅行会社の会合にパネリストとして招待を受けている。
現在はプエルトリコのeSportsチームのTeam Red Roosterに所属。
本来、招待者として参加する予定だったMenaRDが不参加となりリザーバーで参戦。
【参考】
El puertorriqueño Ricardo “Mono” Román se proclama campeón en importante competencia de e-sports
https://www.elnuevodia.com/deportes/otros-deportes/notas/el-puertorriqueno-ricardo-mono-roman-se-proclama-campeon-en-importante-competencia-de-e-sports/
RR|MonoPR@Monopr My dad doesn't have fb, but he got the memo hahaha. Local newspaper did and article on the #RedRooster team. Very happy of how this is shaping up Esports just keeps growing on the island, 
and I look forward to the bright future this may bring.#TeamRedRooster #Esports
https://twitter.com/Monopr/status/1177076829393424385
https://www.youtube.com/watch?v=8mu7M1258QU
【使用キャラに関する考察】
配信やオンライン大会を見る限りだとディージェイが多め。
https://www.twitch.tv/monopr


☆Akainu
【読み方】アカイヌ
【使用キャラ】ガイル
【世代】1995年~1996年(TwitterやTwitchチャンネルの自己紹介文に現在27歳とあるので)
【拠点】フランス パリ
Twitterhttps://twitter.com/Akainuuuuu
【所属】
【実績】イギリスVS Fighting2016 3位、フランスStreet Grand Battle 2017 4位など。
【補足】
パッド使いのプレイヤー。
名前の由来が漫画のワンピースの登場人物「赤犬(サカヅキ)」からなのかは不明。
ただ、本人はワンピースを知っているし、Twitterのヘッダー画像も赤犬なので多分…。
https://twitter.com/Akainuuuuu/status/1199604118249254912
SF4時代に、オンラインで高いポイントランキングを誇る若手ガイルとして台頭。
SF5でもガイル使いとして、欧州圏の大会やCapcom Pro Tourで様々な実績を残した。
インタビューでは自身のプレイスタイルを「Solid or Rush」と語る。
当初に招待されていたJustinWongとArslanAshが来れなくなったのでリザーバーで参戦。
【使用キャラに関する考察】
6月の国内大会「95 Kings of Field」で優勝したようだ。CFN見た限りキャラはガイル。
https://twitter.com/armateam/status/1672997601430368258


☆Leffen
【読み方】レッフェン
【使用キャラ】ジュリ、キャミィ
【世代】1994年
【拠点】スウェーデン
Twitterhttps://twitter.com/TSM_Leffen
【所属】TSM https://twitter.com/TSM /Red Bull アスリート
【実績】EVO2018優勝(スマブラDX)、DreamHackWinter2018優勝(DBFZ)、
DreamHackWinter2019優勝(スマブラ SPECIAL)、EVO2022 3位(GGST)
【補足】
ヨーロッパの北欧の国スウェーデンのプレイヤー。
「神殺し」と呼ばれる、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズの強豪。
スマブラ界隈のレジェンドとしての経歴だけでなく、他の格闘ゲームでも、その実力は確か。
参考の項目で紹介させていただいた先人の記事の拝読がおススメ。
スマブラ以外の格闘ゲームとの関わりは、割と昔からある。
例えば2014年のスウェーデンで開催されたDreamHack Winter 2014の
SF4部門に、ユンでカジュアルにエントリーしていたりする。
DBFZ(ドラゴンボールファイターズ)やGGST(ギルティギアストライヴ)でも、
著名な強豪たちと、互角にしのぎを削り合うほど台頭した。本当にゲームが上手い。
オンライン大会「LEVO」も不定期で主催することがあり、コミュニティにも貢献している。
所属はアメリカの名門チームTSMとレッドブルアスリートの契約。
【参考】
「負けた試合から学ぶことが重要だ」Leffen来日インタビューin Red Bull Studios Tokyo Hall
https://mgn-ssbm.hatenablog.com/entry/2017/12/23/214830
【インタビュー】Leffen選手の”TSM”加入にあたって【日本語訳】
https://mgn-ssbm.hatenablog.com/entry/2015/12/21/200154
『DreamHack Summer 2016』 DX シングルス、Leffenインタビュー
http://worldsmashrepo.blogspot.com/2016/06/dreamhack-summer-2016-dx-leffen.html
スマブラ総合 Wiki Leffen
https://wikiwiki.jp/smashbros/Leffen
【使用キャラに関する考察】
オンラインのCFN上での試合履歴を見ると、かなりジュリが多め。キャミィも一応。
6月9日~11日のスウェーデン大型大会「HeadStomper2023」ではジュリを使用。
5勝2敗で25位タイ。配信台では出番はあまりなかった。
1:36:00~1:41:35
https://twitch.tv/videos/1849417537
ただ、この大会はGGSTのワールドツアーの一発切符をかけた大会だったので本腰100%とは言い切れない。


☆MisterCrimson
【読み方】ミスタークリムソン(クリムソンはフランス語読み)
【使用キャラ】ダルシム
【世代】1995年
【拠点】フランス リヨン
Twitterhttps://twitter.com/MistahCrimson
【所属】
Team Falcons https://twitter.com/FalconsEsport 
NaconFrance アンバサダー https://twitter.com/NaconFR
【実績】Red Bull Kumite London 2021 優勝、フランスTheMixUp2022優勝、プエルトリコFirstAttack2022優勝
【補足】
SF4時代は、クリムゾン・ヴァイパー使い。おそらくこれが名前の由来。
SF5時代の欧州大会で、配信に映った時に「ViperPlz」プラカードを出していた。
格闘ゲームを知ったのは5歳ころ。叔父がギルティギアで遊んでいたという。
叔父の影響か、インタビューで答えた好きな格闘ゲームは「ZERO3」。
SF4を遊び始めたのは2013年から。19歳の時にオフラインの対戦会に参加。
地元リヨン勢のインタビュー記事によると、彗星のように現れて連勝したという。
趣味はフレンチ・ボクシング(サバット)で、よくジムに通っているんだとか。
フランスのゲーミングデバイスメーカー「Nacon France」アンバサダーとしてパッド制作の協力している。
SF5のCapcom Pro Tourで最初のフランス大会「Cannes Winter Clash」優勝で鮮烈な活躍。
CapcomCupIX(2022)も決勝に出場して活躍。実はRPGゲームやホラーゲームも好きとのこと。
【参考】
https://www.twitch.tv/mistahcrimson/about
Ryan Hart@RyanJosephHart Which character, not yet in the roster would you like to see in Street Fighter 6? 
https://twitter.com/RyanJosephHart/status/1533477031442366465
Mister Crimson@MistahCrimson C.Viper
https://twitter.com/MistahCrimson/status/1533480620948705280
ENTRETIEN. Street Fighter V a son champion européen, et il est français : qui est Mister Crimson ?
https://www.ouest-france.fr/gaming/entretien-street-fighter-v-a-son-champion-europeen-et-il-est-francais-qui-est-mister-crimson-765a1254-d1eb-11eb-8e4c-918871d455e6
ストリートファイター』シリーズ:プロプレイヤーたちの思い出
https://www.redbull.com/jp-ja/street-fighter-best-games-and-characters
SFV: CPT Interview Series - Mister Crimson (EGX 2017)
https://www.youtube.com/watch?v=oe4OCsMpL-c
Interview de Mr Crimson (Pro Gamer Jeux de Combat)
https://www.youtube.com/watch?v=7b80jUPYiNg
【使用キャラに関する考察】
CFNを見た限りダルシム。6月スウェーデン大会「HeadStomper2023」もダルシムで優勝。
https://twitch.tv/videos/1849417537

☆ProblemX
【読み方】プロブレムエックス
【使用キャラ】エドモンド本田、リリー、ザンギエフ、キンバリー
【世代】1992年
【拠点】イギリス
Twitterhttps://twitter.com/MrProblemX
【所属】Mousesports(略称Mouz)https://twitter.com/mousesports
【実績】Red Bull Kumite 2021 Las Vegas優勝、EVO2018優勝
【補足】
インタビュー記事によると、家庭用SF4を購入するまでは「Call of Duty」で遊んでいた。
SF4時代は、セスとヴァイパーを使い、様々な大会に遠征して活躍。
「Problem X Promotions(PXP)」を立ち上げ、自国の格ゲーマーをサポートした経歴もある。
2017年から、CS:GOなどで知られる2002年設立のドイツのesportsクラブの「Mousesports(略称Mouz)」所属。
同世代のガチくんさんからは、本名のBenjaminからとって「ベン」と呼ばれている。
SF5時代はベガ使いとして活躍したが、アレックスや本田やバーディーといった「曲者キャラ」使いでもある。
【参考】
Problem X:EVO 2018王者までの長く険しい道のり
https://www.redbull.com/jp-ja/problem-x-street-fighter
Casuals: Problem X Marks the Spot
https://www.redbull.com/us-en/casuals-problem-x-marks-the-spot
【使用キャラに関する考察】
ローカル大会の記録を追いかけた感じでは本田が多め。
オープンベータの時はキンバリーだった。
https://www.youtube.com/watch?v=3ijw7ASsW-4
https://www.youtube.com/watch?v=_zlla8rH__E
https://www.youtube.com/watch?v=LQImgBvqGro
https://www.youtube.com/watch?v=1riGdZuH0hI

☆AngryBird
【読み方】アングリーバード
【使用キャラ】ケン
【世代】1998年
【拠点】アラブ首長国連邦
Twitterhttps://twitter.com/FGC_Angrybird
【所属】NASR eSports https://twitter.com/nasresports
【実績】フランスUltimate Fighting Arena 2018 優勝、EVO2022 9位、CapcomCupIX(2022)5位。
【補足】
格闘ゲームの競技シーンに参加し始めたのは2012年から。
「EVO2011」準優勝者のLatifが、2014年に動画で彼を紹介した時はコーディーを使っていた。
SF4時代は国内大会のみの活動だったが好成績は確認できた。
所属チームのHPによると国籍は中東の国のヨルダン。
現在は盟友BigBirdと一緒に「FGC_Birds」としてアラブ首長国連邦で活動中。
2022年8月あたりからレバーレスコントローラーを使っている。
所属は中東チーム「NASR/ナスル/(نصر)※アラビア語表記」はアラビア語で「Victory」の意味。
アラビア語公用語のエジプトの地名にNasr City(ナスル・シティ)とかがある。
SF5時代は様々なキャラを使い、各シーズンで存在感を発揮。
なかでもシーズン後期に抜擢したケンは、破竹の勢いでCapcomCupIXで活躍した。
当初は招待者ではなかったが、ArslanAshとJustinWongが不参加のためリザーバー。
【参考】
USF4 GAMES15
https://challonge.com/cs/USF4GAMES15
USF4 FT5 : FA Big Bird "Guy" Vs Angry Bird "Cody"
https://www.youtube.com/watch?v=PYZJR6D_CDk
【使用キャラに関する考察】
6月4日に開催された中東のオフライン大会「Slash N Dash」でケンを使い準優勝(優勝はBigBird)。
https://youtube.com/watch?v=SIvzgBKbt9A


☆Big Bird
【読み方】ビッグバード
【使用キャラ】マリーザ
【世代】1997年
【拠点】アラブ首長国連邦
Twitterhttps://twitter.com/Bigbird_fgc
【所属】NASR eSports https://twitter.com/nasresports /Red Bull アスリート
【実績】イギリスEGX2019優勝、EVO2019準優勝、 Intel World Open 2021中東アフリカ地域優勝
【補足】
出身は北アフリカアルジェリア。その後、幼少期にアラブ首長国連邦に家族と引っ越した。
名前の由来は、初参加の地元コミュニティの大会で、長身の彼が黄色いTシャツを着ていたから。
当時まだ彼と面識の無い友人達が、セサミストリートのキャラに例えてそう呼んだ。
忍者が好きで、ファイナルファイトのガイという忍者キャラクターが好き。
格闘ゲーマーの競技者として台頭したのはSF4時代から。中東に遠征した有名な猛者と互角に渡りあった。
SF5時代も様々なキャラクターを使いこなし世界中で活躍。
AngryBirdとは切磋琢磨する関係で、中東大会ではよく優勝争いをしている。CapcomCup出場も常連。
最初はパッド使いで、その後レバーコントローラーQanbaのOBSIDIANを使用。
2022年のCapcomCupIXではレバーだったが、その後は不明。
【参考】
Casuals:Big Bird
https://www.redbull.com/jp-ja/casuals-big-bird-the-beast-from-the-middle-east-2017-15-04
SPOTLIGHT:USF4: FA|Big Bird (Guy) With Interview [TrueHD]
https://www.youtube.com/watch?v=e9gnrFZbaJg
【使用キャラに関する考察】
6月4日に開催された中東のオフライン大会「Slash N Dash」でマリーザを使い優勝。
https://youtube.com/watch?v=SIvzgBKbt9A
 
☆JabhiM
【読み方】ジャビ/ジャビエム
【使用キャラ】リリー、春麗、ルーク、リュウ
【拠点】南アフリカ共和国 ヨハネスブルグ
【世代】1993年~1994年(CPT2022で29歳と紹介された)
Twitterhttps://twitter.com/JabhiMabuza
【所属】Goliath Gaming https://twitter.com/goliathgamingza
【実績】Red Bull Hit The Streets 4連覇、CapcomCup2022(CapcomCupIX)出場。
【紹介】
名前のMは、おそらく本名のMabuza(マブザ)の略。パッド勢。
Red Bull主催の国内SF5大会「Red Bull Hit the Streets」覇者。
ガチくんさんが招待された初開催2019年から、2022年まで全て優勝。
Capcom Pro Tourも国内で優勝経験があり、2022年は地元の予選を通過してCapcomCupに出場。
ときどさんのインタビュー動画によると
JabhiMは4か国語を話せる(南アフリカ共和国公用語が11言語ある)。
理由としては、彼が在住しているタウンシップは人種も使用言語も多種多様だから。
学校では英語を中心に習ったが、育った環境でこうなったとのこと。
日本のアニメはNARUTOドラゴンボール、ワンピースは知っている。
南アフリカのSFVのコミュニティで、JabhiMの練習相手は15人くらい。
皆で一緒にDiscordなどで連絡を取り合い、オンラインでバトルラウンジをするとか。
2018年あたりから、コミュニティが発展し、ローカル大会が盛り上がり始めたという。
所属「Goliath(ゴライアス/ゴリアテ)Gaming」は2017年創立。LoLなどを中心に活動。
【参考】ときどさんの動画
謎に包まれた南アフリカの格ゲーシーンに迫る!カプコンカップ南アフリカ代表JabhiM選手にインタビュー【海外インタビューシリーズ】
https://www.youtube.com/watch?v=8bTK-BiCeF0
【使用キャラに関する考察】
前提知識として、自国のコミュニティの因果関係もあり、ジャビは多キャラ使い。
自分で使わないとキャラ対策ができないからという。
5月のオープンベータテスト中の現地コミュニティ大会ではルークとリュウで優勝。
https://twitch.tv/videos/1818773003
最近の自身の練習配信を見てると、春麗をけっこうやっている。
https://youtube.com/watch?v=HKDoieQxmHE
https://youtube.com/watch?v=9jZDWilrKbs
https://youtube.com/watch?v=djVQFOYg0GI

 


☆大会に参加する選手紹介(当日予選/LCQ/Last Chance Qualifier)
【前置きの駄文(読み飛ばしていいです)】
SF5時代にCapcomProTourで南アフリカ共和国の人達のCFNをチェックして思ったこと。
ほとんどの方がランクマッチをせず、身内とバトルラウンジで対戦していたこと。
国内で一番実績があるJabhiMも、ランクマッチの階級はMasterに行くか行かないくらい。
PCアカウントではなく、PlayStationアカウントの使用もザラ。
これはなんでだろう、とググッて色々ざっくり調べてみたところ。
南アフリカ共和国は、経済成長と人口爆発の傾向の影響で、インフラ整備が追い付いてないらしい。
その関係か、計画停電が定期的に行われているらしい。
この情報を知った時に、自分の中ではピンと来た事実が1つある。
それはSF5のCapcomProTourの国内大会World Warriorをやった時。
運営が大会Discordチャンネル内で「本日はload sheddingのため配信は無しです。後日録画を動画投稿します」と告知したこと。
当時、自分は「どういうこと?」だったが、これでload shedding(電力平均分配/負荷制限)に合点がいった。
つまり、オンライン対戦のデータだけで、彼らを推し量るのは割と難しいところである。
ときどさんがCapcomCup2023で南アフリカのJabhiMに聞いたところ、国内コミュニティは2018年頃から活発に。まだ発展途上だとか。
つまり競技シーンで考えると、大規模ですごい活発ではないかもしれない(というか日本とかがすごすぎる)。
【では注目選手をどうピックアップする?(読み飛ばしていいです)】
やはり「その環境にも関わらず、SF5時代にCapcom Pro Tourにわざわざエントリーしていた人」だろう。
このモチベーションは相当なはず。そこで、前作SF5のローカル大会や過去のCapcom Pro Tour大会を中心に抜粋した。
コミュニティそのものはあるので、腕利きの人もいるはず。
これまでの国内大会は「JabhiM」がかなり実績があるが、彼は招待されているの割愛。

 

南アフリカ共和国のプレイヤー】
・BillyDate(ジェイミー)
ビリーデート。別名は「BillyFulu」「Billy-D」。
Capcom Pro Tour 2022国内大会は2位。
Capcom Pro Tour 2021国内優勝者(2位はJabhiM)。
色々な大会で、よくJabhiMと優勝争いをしている。
SF5時代は、ネカリ、是空エドメナトを使っていた。
CPT2021のエキシビションでは、33歳と紹介されていたので、1988年~1989年世代。
拠点は、南アフリカ共和国の北部のハウテン州の都市ジャーミストン。
2021年9月24日に、南アフリカ共和国のeSportsチームの「Bravado Gaming」に加入。
https://twitter.com/bravadogaming/status/1441062397675020293
https://www.bravadogaming.com/

・Ren(ルーク、JP)
レン。別名は「Renowned Gamer」。
Capcom Pro Tour 2022国内大会は5位。
Capcom Pro Tour 2022のWorld Warrior大会枠で好成績のため、CapcomCupIXに出場した。
Twitchの自己紹介文によると、好きなゲームはボーダーランズ。好きなジャンルはRPGゲーム。
ももちさんの大ファンでEVO2014~EVO2015の時代に、ももちさんを見て惚れ込んだらしい。
そのため、SF5時代はももちさんにインスパイアを受けてケン使い。
また、藤村さんのファンでもあるらしく、SF5はイブキ使いでもあった。

・NarutoRSA(リュウ
ナルトアールエスエー。別名は「Naruto88RSA」。
Capcom Pro Tour 2022国内大会は7位。
Capcom Pro Tour 2022のWorld Warrior大会枠で好成績のため、CapcomCupIXに出場するはずだった。
しかし諸事情か渡航ビザのトラブルか、権利をRenに譲渡したようだ(Renが次に好成績だったので)。
Sf5時代は、サガット豪鬼リュウといったキャラ使い。
拠点としては南アフリカ共和国の北部のハウテン州。
所属は、南アフリカ共和国ケープタウンのチーム「Charlie Wolf Gaming」に所属。
https://twitter.com/CharlieWolfGam1

・VinpetroLium(JP)
ヴィンペトロリウム。Capcom Pro Tour 2022国内大会は3位。
SF5時代はラシードやベガを使っていた。
拠点としては、南アフリカ共和国の北部ハウテン州の都市ジャーミストン。
Twitterの自己紹介などによると、本職はソフトウェアのデベロッパー。
現在はアフリカの格闘ゲームのeSportsチーム「Illusion Gaming」所属。
https://twitter.com/ILLSNgg

・erefaan pearce(マノン)
エレファーン ピアース。Capcom Pro Tour 2022国内大会は4位。
名前を省略して「EP」で参加することもある。
SF5時代はバルログ職人。拠点は南アフリカ共和国の都市ケープタウン

・Phire Blazor 420(ルーク)
ファイアーブレイザー420。Capcom Pro Tour 2022国内大会は7位。
別名は「Phire_B」。2020年あたりから、大会記録を見るようになった。
・Heart(ケン)
ハート。Capcom Pro Tour 2022国内大会は9位。
別名義がかなりあり、CPT2021では「S3xP1stol(セクス ピストル)」。
この他に「Jumpman」「Jumpman-two3」「Johan」「Johan Nothnagel」など。
拠点としては、南アフリカ共和国の北部ハウテン州の地区プレトリア

・7BD(ジュリ、リリー)
セブンビーディー。Capcom Pro Tour 2022国内大会は9位。
2023年5月のSF6オープンベータ大会「Arena: Battle Ground 6」で3位。
別名は「Alex D」。拠点は北部ハウテン州の南アフリカ最大都市ヨハネスブルク
SF5時代は、豪鬼コーディーを使っていた。

・Sekwele(ザンギエフ、マリーザ)
セクウィル。別名は「Sekwele Ramaube」
2023年5月のSF6オープンベータ大会「Arena: Battle Ground 6」で4位。
SF5時代はザンギエフとルシアとアビゲイル使い。
拠点としては南アフリカ共和国の北部のハウテン州の都市フェリーニヒング。
Twitchの自己紹介文によると、90年代のアーケード時代からのゲーマー。
現在はアフリカの格闘ゲームのeSportsチーム「Illusion Gaming」所属。
https://twitter.com/ILLSNgg

・TheProtagonist(キャミィ、ルーク、リリー)
ザ  プロタゴニスト。SF5時代は豪鬼使い。
プロタゴニストは、「主人公」「指導者」といった意味。
2023年5月のSF6オープンベータ大会「Arena: Battle Ground 6」で5位。

・FinalFortune(JP)
ファイナルフォーチュン。SF5時代はG使い。
拠点としては、南アフリカ共和国の北部ハウテン州の地区プレトリア
大会には出ないことも割とあるが、過去のローカル大会の成績はかなりいい。
今回エントリーを確認したので紹介することにした。

・Tweedy_Mouse(???)
ツイーディ マウス。SF5時代は豪鬼、アレックス使い。
拠点としては、北部ハウテン州の南アフリカ最大都市ヨハネスブルク
SF6のデータは見つからなかったが、ガチくんさんの取材動画によるとキーパーソン。
彼が地元コミュニティの活性化のための貢献をしており、今回参加しているので名前をあげたい。


南アフリカ以外からの遠征のプレイヤー】

Kakeru
【読み方】翔/かける
【使用キャラ】JP
【世代】1997年(Twitterで誕生日を祝っていたので)
【拠点】日本
Twitterhttps://twitter.com/UzuraQuail86
【所属】FUKUSHIMA IBUSHIGIN https://twitter.com/ibsg_jp
【実績】Red Bull Kumite 2023 SouthAfrica Japan Qualifiers優勝
【補足】
日本のプレイヤーの翔さん。旧名はうずらさん。
SF5時代は、リュウを始めとしたさまざまなキャラを使っていた。
今回、南アフリカで開催される当日予選への招待をかけた国内予選で優勝。
そのため、日本から遠征をして挑戦をする。
所属は福島県を拠点としたチーム「いぶし銀」。

・EndingWalker
【読み方】エンディングウォーカー
【使用キャラ】リュウ、本田?
【世代】2006年
【拠点】イギリス
Twitterhttps://twitter.com/EndingWalker
【所属】M80 https://twitter.com/M80gg
【実績】RedBullKumite 2023 offline qualifier at RBS London優勝。CapcomCupIX(2022)5位。
【補足】
イギリスのプレイヤーのエンディングウォーカー。
SF5時代はエドをメインにしつつ、さまざまなキャラを使っていた。
今回、南アフリカで開催される当日予選への招待をかけた国内予選で優勝。
大会のTOP8録画
https://youtube.com/watch?v=O5SAzJ0VxoA
そのため、イギリスから遠征をして挑戦をする。
所属は、北米を拠点としたチーム「M80」。

・ChuX
【読み方】チュックス
【使用キャラ】JP?
【世代】
【拠点】西アフリカ ナイジェリア
Twitterhttps://twitter.com/ChuX00X
【所属】EYTGAMING https://twitter.com/eytgamingng
【実績】RED BULL KUMITE NIGERIA 2022優勝、RED BULL KUMITE NIGERIA 2023優勝、
【補足】
西アフリカのナイジェリアのプレイヤー。
具体的な因果関係は不明だが、ナイジェリアで開催されたRed Bull大会で優勝したとのこと。
その記事の時期を考えると、どちらもSF5の大会のようだった。
記事には「100人以上のエントリー」みたいなくだりもあったので、注目したい。
使用キャラはCFNで見ると一番使っていたのでJPにした。
【参考】
https://theafrogamer.com/redbull-nigeria-hosts-kumite-national-finals
https://www.youtube.com/watch?v=r7A7aa54P9Y
https://www.redbull.com/ng-en/kumitechampreturns

・NADVET
【読み方】ナッドベット
【使用キャラ】JP、ジェイミー
【世代】1987年
【拠点】アルジェリア
Twitterhttps://twitter.com/NADVET_G
【補足】
北アフリカの国であるアルジェリアの人。
SF5はちゃんとやってたので、自分のメモに記録があった。
SF5時代はG使い。ランクはGrand Masterはあった。

・Lord_Float #1
【読み方】ロード フロート
【使用キャラ】ケン
【拠点】アメリ東海岸フロリダ
Twitterhttps://twitter.com/Lord_Floayt
【補足】
アメリカの方。本当に来るのだろうか?
SF5時代は是空使いで、ランクはMasterはあった。
本当に大会に来るのかわからないが念のため紹介。

・KrwKing101
【読み方】不明
【使用キャラ】ジュリ
【世代】
【拠点】ジンバブエ南西部都市ブラワヨ
Twitterhttps://twitter.com/krwking101
【補足】
南米の国ジンバブエのプレイヤー
彼のYoutubeチャンネルによると、色々なゲームを遊ぶようだ。
https://www.youtube.com/@KRWKING101/featured
Start.ggのアカウントに鉄拳のキングの画像を使用している。
名前のKingの由来はこれかもしれない。Krwは一体…?
下記の記事によると、KrwKing101とSonicは、「eSports Zimbabwe」という組織お墨付きの、国内強豪のようだ。
>eSports Zimbabwe says two of the top Street Fighter 6 players in Zimbabwe, 
>Sonic (Alpha Chaendera) and KrwKing101 (Nkosi Dlamini) will be vying for that 16th spot. 
https://www.techzim.co.zw/2023/06/two-zimbos-competing-at-red-bull-street-fighter-6-tourney-in-sa/

・Sonic
【読み方】ソニック
【使用キャラ】キンバリー
【世代】
【拠点】ジンバブエ首都ハラレ
Twitterhttps://twitter.com/Sonic00_zw
【補足】
南米の国ジンバブエのプレイヤー。詳細はよくわからなかった。
下記の記事によると、KrwKing101とSonicは、「eSports Zimbabwe」という組織お墨付きの、国内強豪のようだ。
>eSports Zimbabwe says two of the top Street Fighter 6 players in Zimbabwe, 
>Sonic (Alpha Chaendera) and KrwKing101 (Nkosi Dlamini) will be vying for that 16th spot. 
https://www.techzim.co.zw/2023/06/two-zimbos-competing-at-red-bull-street-fighter-6-tourney-in-sa/

☆LCQ当日予選結果
#RedBullKumite 2023 LCQ(当日予選)
1.@UzuraQuail86 JP
2.@EndingWalker Honda/Ryu
3.@renowned_gamer Luke
4.@vinpetrolium JP
5.@Heart_FGC Ken
5.@krwking101 Juri
7.Sonic Kimberley
7.@ElliotRamaube Zangief
https://start.gg/tournament/red-bull-kumite-2023/event/red-bull-kumite-2023-last-chance-qualifier/brackets/1363736/2075380
https://twitch.tv/redbull
https://www.youtube.com/@redbullgaming

 

16番目の枠は翔さん!おめでとうございます!

 

☆【本戦 決勝TOP16トーナメント結果】
1位 BigBird
2位 Akainu
3位 Kakeru、OilKing
5位 Problem-X、Zhen、Mono、JabhiM
9位 iDom、NL、Bonchan、AngryBird、MisterCrimson、Leffen、Gachikun、Tokido
https://www.start.gg/tournament/red-bull-kumite-2023/event/red-bull-kumite-2023-main-event/brackets/1363731/2075368

 

 


優勝はBigBird!!!おめでとう!!



以上です!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!