白水(Shiramizu&Shirauzutaisa)のブログ

ごく一部の格闘ゲーム海外情報が好き。海外大会開催中はツイートやRTを超爆撃します。ごめんなさい。Japanese Stream Monstor。Sorry I often RT。SF5海外プレイヤー情報メインですが、他も気まぐれに調べます。

スト5新シーズン5開始日(2021年2月22日)から1週間前後で開催された、海外のローカル規模大会の結果まとめ

スト5新シーズン5開始日(2021年2月22日)から
1週間前後で開催された、
海外のローカル規模大会の結果まとめメモ

 



・【前置き】このメモはどういうメモ?
2021年2月22日に
スト5のファイナルバージョンとされているシーズン5の
その第一弾の新アップデートが行われました。

そこで今回は、
新アップデートが始まって、
割と近日(2月22日から約1週間前後)に開催された、
海外のローカル規模のスト5の大会の結果をここでまとめていく。
ピックアップした大会の基準は、参加人数が最低でも32人以上で、世界各地の14のトーナメントを抜粋。
これより参加人数が少ない大会も含めると拾いきれないので割愛。

すでにお気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、
海外は地域によって、強豪プレイヤーの使用キャラの分布が違うため、
「上位でよく見る=使用率が多い=キャラ評価が高い」は成立しません。
また、今回紹介する大会は、このご時世のため全てオンライン大会。
ゆえに、オフの環境での影響は考慮されていないものとしてください。
この結果を鵜呑みにしすぎず、「ふーん」程度で参考にするのがおすすめ。

ちなみにこの一週間は、本当に大会の情報を集めるのは大変だったので、
この記事の今後の更新は無い予定です。


アメリカ西部「WNF2021 Online Edition Episode 7」
2021年2月24日~25日
アメリカの猛者が集まる西海岸で、定期開催されているオンライン大会。
正式名称はWednesday Night Fights。そのオンライン版と考えればOK。
営団体はAlexValle(アレックスヴァイエ)が率いるLevel Up series。
https://twitter.com/levelupseries
このランキングバトルはスト5部門以外も開催されている。
今回の参加人数は57人。

1.SFV Ryu Player Lolリュウ
2.ChrisCCH(さくら)
3.Alex Myers(春麗
4.Nephew(コーリン
5.Stupendous(バイソン、ザンギエフ
5.hylex(豪鬼
7.HADOOKI(豪鬼
7.Dankadillas(ダルシム

・トーナメント表(Smash.gg)
https://smash.gg/tournament/wnf2021-online-edition-episode-7/event/street-fighter-v-champion-edition/standings
・動画
WNF2021 Online Edition Episode 7: Street Fighter V Top 8
https://www.youtube.com/watch?v=NXDbnRrAltY

※解説
上位陣はだいたい前バージョンでも使っていたキャラを使用。
しかし、なんと完全に謎のrookieアカウントのリュウ使いが優勝。
2位以下の人たちはUGM(アルマス)やら、CPT上位入賞やらが大半なのにすごい。
2位の若手ChrisCCHが、大会運営Discordのやり取りをスクリーンショットしていたが、
運営CaliPower(アレックスヴァイエ)からTop3に贈られるドネートを、
このリュウ使いは「必要な人に寄付してほしい」辞退している。
それに対しChrisCCHは「間違いない。この男は文字通りリュウだ」と語った。
https://twitter.com/ChrisCCH_/status/1364849732661571586
彼の正体については、諸説が飛び交っている(ヴァイエの自演説などなど)。
自分は瀬戸風味さんといろいろ話し合ったが、
>格ゲートピック ミステリアスリュウとか
https://setofuumi.hatenablog.com/entry/2021/03/01/230706
下記の記事(謎のリュウ使いは誰か?とChrisCCHがインタビューを受けて回答)が、
かなり納得の考察だったと思う。ただ正解とは限らない。
>The Mystery of the Real-Life Ryu
https://www.fanbyte.com/news/the-mystery-of-the-real-life-ryu/

 

☆ブラジル「#31 BR Kumite」
2021年2月24日
ブラジル勢が協力して運営している定期オンライン大会。
今回の参加人数は78人。
ちなみにこの大会は、初心者の人たち向けの大会の、
「BR Kumite INICIANTES」も定期で併催している。

1.DARK(G)
2.ChuChu春麗
3.Jah_lexe(ラシード)
4.NiieL_(豪鬼/リュウ)※Nielの別名義
5.Pauloweb(ララ/ポイズン/リュウ/アビゲイル/ユリアン
5.Caca(コーリン)※MiniBombaの別名義
7.BrayanResilient(G/アビゲイル
7.JUNINHO-RAS(リュウ

・トーナメント表(Smash.gg)
https://smash.gg/tournament/31-br-kumite/event/31-br-kumite/standings
・トーナメント表(Smash.gg)初心者大会
https://smash.gg/tournament/br-kumite-iniciantes-15/event/br-kumite-iniciantes-15/standings

・動画
本来は↓のチャンネルで配信されていたのだが、なぜか録画がなかった。
https://www.twitch.tv/ryoran
この定期大会が31回目で、30回目、29回目は録画があったので、
動画が無い理由は正直なところ謎。
この大会のTOP3に入ったDarkのCFNがDARK817-PC、ChuChuのCFNがMUMIXAM、
JahLexeのCFNがShodown_Rzr_Lexeなので、そこからたどることは可能。

※解説
1位のDarkはCPTブラジル大会を優勝したこともある多キャラ使い。今回はG起用。
2位のChuchuはウル4時代からさくら等で活躍してCapcomCupブラジル代表経験者。
3位のJah_lexeはCPT2020南米大会優勝。ウル4時代はサンパウロ全一級ケン使い。
4位のNiieL_はスト5初期はリュウ使い。この大会では豪鬼リュウの2枚看板になっている。
5位のPaulowebはお試しで使用率が低いキャラ(ララとポイズン以外)も使用。
5位のCacaはブラジル大会で優勝あらそいをすることもある強豪。
7位のBrayanResilientはもともとはアビゲイル使いだが、この大会ではGが多めだった。
7位のJUNINHO-RASはCPT2020でもリュウでTOP16入賞していた人。

おおよそ現在のメインか昔のメインを継続して使用している人が多い。
ちなみにこのTOP8陣はCPT大会やオンライン大会では上位常連組。

 

アメリカ東部「NLBC Online Edition #50 WINTER UPDATE Tournament」
2021年2月25日
アメリカの猛者が集まる東海岸で定期開催されているオンライン大会
正式名称は[Next Battle Level Circuit]。そのオンライン版と考えればOK。
運営は配信団体としてはおなじみのTeam Spooky
https://twitter.com/teamspooky
このランキングバトルはスト5部門以外も開催されている。
今回の参加人数は50人。

1.Pink(ダン)※Punkの別名義
2.NoNeedToTalk(本田/ポイズン)
3.SMUG(G)
4.Zaferino(サガット
5.danslip(キャミィ
5.Space Boy(さくら)
7.KAMI(セス)
7.RobTV(かりん)

・トーナメント表(Smash.gg)
https://smash.gg/tournament/next-level-battle-circuit-online-edition-50-street-fighter-v/event/street-fighter-v-champion-edition/standings
・動画
Street Fighter V WINTER UPDATE Tournament - Top 8 Finals @ NLBC Online Edition #50
https://www.youtube.com/watch?v=c7yxnIYTdEI
Street Fighter V WINTER UPDATE Tournament - Pool Play @ NLBC Online Edition #50
https://www.youtube.com/watch?v=x-e7iVyFPwA&feature=youtu.be

※解説
Punkがダンを使って優勝というびっくりな結果。すごい。
2位以下のTOP8上位陣は、いつもCPT大会で上位入賞をしていたり、
北米のStreet Fighter Leagueのメンバーに選抜されているのだが…。
ちなみに上位陣でキャラ替えをした人はほとんどいない。
前シーズンで手札の一つとして持っていたキャラを使っていた。
ちなみにPunkはアメリカ東部の出身で、一時期は西部に引っ越していた。
しかし、Smash.ggの大会履歴を見ると、
2020年11月頃に感謝祭のために実家の東部帰省して、また西部に戻って大会に出て、
2020年12月24日から東部のオンライン大会に現在の2月まで参加している。
あと2021年1月27日の、Nephewとの対戦動画投稿のサムネイルが、
California←→Florida、とあった。
>PLAYING STREET FIGHTER COAST TO COAST WITH MY BEST FRIEND
https://twitter.com/PunkDaGod/status/1354174204707561475
ちなみにフロリダ勢が主催するローカルの大会(オンライン?)にも参加履歴があった。
絶対フロリダとは限らないが、つまり現在はたぶん東部に住んでいるっぽい。


☆韓国「SFV Online Warrior #47」
2021年2月26日
韓国の猛者が集結している定期オンライン大会
運営しているのは韓国CPTやスト5以外の格ゲー大会運営もしている「SPIRIT ZERO」。
https://twitter.com/SPIRITZER0
板橋ザンギエフさんや、ときどさんや、ナリ君さんがたまに参加している大会はこれ。
実は香港のHotDog29や台湾のXiaobaoもたまに参加していたりする。
参加人数は定員64人。今回もすべてうまった。

1.INSUTANT(リュウ/キャミィ)※NLの別名義
2.Ex-Hitman(ナッシュ)
3.shinji840(ベガ)
4.Verloren(キャミィ/G)
5.DeadlyPoison(ポイズン)
5.Cosco(ファン/ブランカ/本田/バルログ
7.yeeeeeing(サガット/リュウ)※SandBagの別名義
7.higg(バーディー)

・トーナメント表(Challonge)
https://sfv-onlinewarrior.challonge.com/ja/sfvow47
・動画
https://www.twitch.tv/videos/927741963

※解説
1位はNL。他の上位時はCPT韓国大会やこの定期大会の上位常連。
NLが使用したのはリュウがほぼ9割なのだが
決勝のEx-Hitmanナッシュの試合ではキャミィを投入した。
2位のEx-Hitmanは初期からずっとナッシュの職人プレイヤー。
3位のShinji840も初期からベガ(ごくたまにユリアン)使い。
4位Verlorenも基本的にはキャミィだが、higgバーディーに対してGを使用している。
5位DeadlyPoisonはCPT2020東アジアで上位入賞した人。今回はほぼポイズンのみ。
5位のCoscoは前バージョンの時からだいたい上記のキャラを使っていたので
ある意味で平常運転といったところ。バルログがちょっと意外だと思った。
7位SandBagは体感としてはサガットの使用率のほうがリュウより多めだった。
7位のhiggはコーディーもメイン級に強いのだが、今回はほぼバーディーがメイン。

 
☆欧州「ULTIMATE OPEN SERIES Street Fighter V Champion Edition Special Winter Edition」
2021年2月27日
フランスの大会「Ultimate Fighting Arena 2019」の運営であるNCOVRが主催している。
https://twitter.com/Ncovr_official
その団体が主催する「Ultimate Open Series」というイベントのうちの一つ。
https://twitter.com/UOS_Tournament
この大会の参加人数は119人。定員は128人。

1.Hurricane(キャミィ)※イギリス
2.VegaPatch(ファン)※スペイン
3.fhASSA(ユリアン)※ドイツ
4.Akainu(ガイル)※フランス
5.Faxxu(本田)※イギリス
6.Shakz(キャミィ是空)※イギリス
7.Enrico Pucci(かりん)※フランス Konvyyの別名義
8.Linkexelo(ネカリ、セス)※フランス

・トーナメント表
https://www.ultimateopenseries.com/en/tournaments/uos-sfv-04/results/stages/7d865234-77c8-43e8-9eaf-0c8dfe1bc232/groups/1
・動画
https://www.twitch.tv/videos/930522923

※解説
1位のHurricaneはウル4時代から活躍する強豪。ウォーロード。CPT2020大会で2位。
2位のVegaPatchはほぼファンのみで初期からCPT欧州大会上位入賞する強豪。
3位のfhASSAはオフ大会にはあまり参加しないがオンではよく上位入賞している。
4位のAkainuはウル4時代からガイルで活躍する若手。Twitch自己紹介文によると24歳前後。
5位のFaxxuはバーディーやアレックスを経て本田使いになった人。
  Twitch自己紹介文によると2014年(当時14歳)からガチ勢になったとのこと。
6位のShakzはCPTでも上位争いをする若手強豪。多キャラ使いだが今回はキャミィが多め。
7位のEnrico Pucci(Konvyy)は、いぶきやサガットも使うが今回はほぼメインのかりんのみ。
8位のLikexeloは国内大会優勝もある若手強豪。BB勢からスト5に参入という異色の経歴。
2013年にりゅうせいさんにインタビューをしてブログ記事を残したことがある。
>Interview with Ryuusei in english is now online ! http://bit.ly/ZhuDiS RT please ! ;)
https://twitter.com/linkexelo/status/304340238736711681
https://docs.google.com/document/d/1oiSXpqeALyHRTr4IGzSQXX_wf6QHY5DMT_AETrF2DNM/edit

欧州大会では前シーズンも好調だったハリケーンが優勝した
TOP8陣の使用キャラはおおむね前バージョンからの継続。
珍しいのは、Shakzが是空を出したのと、Linkexeloをセスを出したくらい。
ProblemXはFreyaWanmei(ナッシュ)、Mopuulapo(バイソンポイズンサガット)に
負けているが、CFNだとMopuulapoとの試合履歴が無かったので途中棄権?
大会参加メンバーは、欧州全員集合とはならなかったが、
上位陣はCPTや欧州定期オンライン大会で、いつも上位に来る人ばかり。

 
アメリカ東部&カナダ東部「Casa Fridays #45: SFV Online」
2021年2月27日
Casaというコミュニティが運営している定期オンライン大会。
https://twitter.com/CasaBunch
スト5だけでなく、GBVSやGGACPRの大会も開催している。
この大会の参加資格は、アメリカ東部に在住していること。
ちなみに、カナダ在住でも、東部のモントリールやオンタリオなら参加可能。

1.FluxWaveZ(ポイズン、ミカ)
2.MaiLyn(ララ、ポイズン)
3.CarltonBanks17(バーディー)
4.Marvisto(リュウ、本田)
5.SHIN_AKU_MA_PC(豪鬼
5.Zaferino(サガット
7.Hardman_(コーリン
7.ZonkMuscle(コーディー

・トーナメント表(Challonge)
https://casabunch.challonge.com/ja/p2w6durh
・録画
https://www.twitch.tv/videos/929772182

※解説
1位のFluxWaveZはメインアカウントがウォーロードのカナダ勢。
彼はカナダが立地の大会ではCPTを含めてよく優勝や活躍をしている。
2位MaiLynと3位CarltonBanksはニューヨーク勢の強豪。あまりCPTには出ない。
4位Marvistoは初期からリュウを使い最近はCPT2020上位入賞もした。
5位以下の4人はいずれもグランドマスターで、
使用キャラとしては、だいたいみんな前シーズンからの継続。
ZaferinoはNLBCでも優勝経験がある猛者で、キャミィサガットという異色の経歴。
今シーズンでもほぼサガットのみのキャラ起用となっている。

 

☆カナダ東部「the G Fuel Tropical Rain SFV tournament」
2021年2月27日
これは正確にいうと定期大会ではないのだが、
この大会を運営している「Incendium Gaming」が
https://twitter.com/Incendium_GG
定期オンライン大会「Incendium Gaming League」を開催してるので紹介。
このコミュニティは鉄拳大会やモーコン大会などなど他の格ゲーも開催している。
参加者としてはカナダ勢が多め。アメリカ東部勢も参加する人はいる。

1.NoNeedToTalk(本田、ポイズン)
2.Imyourspaceboy(さくら)※Space Boyの別名義
3.Zaferino1(サガット
4.ShockZdamus(アレックス)※ShockZ、Trunks_v2の別名義
5.Destructive(ユリアン
5.nycfurby(ダルシムファルケ)※Sabinの別名義
7.OrangeManPC(是空
7.O_Crippler(コーディー)※Orphan Cripplerの別名義

・トーナメント表
https://matcherino.com/p/gfuel/tournaments/42977/bracket
・録画
https://www.twitch.tv/videos/929805778

※解説
1位のNoNeedToTalkはCPTやローカル定期大会でも上位に来る人。
2位のSpaceBoyは一時期のNLBCでは優勝争いの常連だった。
3位のZaferinoはNLBC優勝経験者。
4位のShockZdamusは昔からアレックスがメインの人。
5位のDestructiveはシカゴのDOA勢らしい。
5位のnycfurbyはNLBCの上位常連でもあるサビン。
7位のOrangeManはカナダ最強クラスの是空ラシード使い。
7位のO_Cripplerはカナダのローカルな定期大会ではよく優勝争いをしている。
全体としては、前シーズンのキャラをそのまま継続している人が多い。
ちなみにこの大会にはPunk、Smug、Shineも参加していたが
Punk(リュウ、カゲ)は、DestructiveとNoNeedToTalkに敗れ9位。
Smug(G)はThunder_De_Langis(JOE-UMEROGANPC)リュウと、OrangeManPCに敗れ13位。
Shine(いぶき)はShockZdamusとNoNeedToTalkに敗れ13位だった。

☆メキシコ「CONFRONTATION STATION: STREET FIGHTER V #2」
2021年2月27日
メキシコの格ゲー関係の大会運営をしている「SmashFactorGaming」の大会。
おもにスマブラSpecialを中心に活動をしている。
https://twitter.com/SmashFactorMx
これはその中でのスト5のオンライン定期大会。
参加者は当然メキシコ勢が中心。参加人数は39人。

1.KUSANAGI(さくら、カゲ)
2.MJ_Gama(キャミィ
3.MxGuss(コーリン
4.Zeromex7(バイソン)
5.SolVNG(セス)※MJMasterの別名義
5.Sr. Aguilera(ララ)※ElTigreの別名義
7.Hokuto(バルログ
7.Vicaron(ユリアン

・トーナメント表
https://smash.gg/tournament/confrontation-station-sfv-2-1/event/confrontation-station-sfv-2/standings
・録画
https://www.twitch.tv/videos/929849530

※解説
1位のKUSANAGIはCPT2020を2回準優勝している。様々な格ゲーで強豪。
2位のGamaはスト5はほぼ一貫してキャミィを使うベテラン。
3位のMxGussはCPT2020でも上位だった人
4位のZeromexは過去のCPTで上位入賞の経験者。
5位のSolVNGはウル4時代から活躍している地元強豪。
5位のSr. Aguileraはメキシコを代表する強豪ElTiger
7位のHokutoはスパ2Xのバルログ使いとしても活躍している猛者。
7位のVicaronはメキシコの様々なオンライン大会で上位入賞。

使用キャラに関して言えば、上位陣の使用キャラはだいたい前バージョンと一緒。
SolVNGがセスを使っていたこと(普段はメナト本田さくら)と、
KUSANAGIが基本的にさくらで、決勝ではカゲで勝利。カゲ自体は以前から練習中。
上位陣のメンバー的には、だいたいいつものメンバーといったところ。

 
☆欧州南部&北アフリカ
Tiger Cave Series 3.3 - SFVCE-」

2021年2月27日
この大会は北アフリカとヨーロッパを対象に毎月ペースで開催されている定期大会。
オンラインで行われており、スト5、KOF14、サムスピが競技になることが多い。
基本的には、アフリカのモロッコ勢のFrezzerが運営に関わっている。
https://twitter.com/FRZ1X
https://www.twitch.tv/fgc_frezzer
Frezzerはスト5もKOFサムスピも練習しているガチのプレイヤー。
参加人数は32人が定員で今回はいっぱいになった。

1.Arydoon(ラシード)※アルジェリア
2.VegaPatch(ファン)※スペイン
3.DarkSword(かりん)※モロッコ
4.KxGenocide(キャミィ)※アルジェリア
5.Soudra(コーリン)※アルジェリア
5.OS-Nouryu(ガイル)※モロッコ
7.NADVET(G)※アルジェリア
7.Baghdadisan(豪鬼?)※フランス

・トーナメント表
https://esna.gg/tournament/tiger-cave-series-3-3-sfvce/
・録画
https://www.youtube.com/watch?v=3wdzsWGsCF8


※解説
1位のArydoonはRedBullKumite2018のアルジェリア当日予選招待の予選1位。
2位のVegaPatchはスペイン大会を中心に活躍している人。
3位のDarkSwordは中東やアフリカの大会によく遠征しているアルマス。
4位のKxGenocideはRedBullKumite2018アルジェリア当日予選招待予選3位。
5位のSoudraはRedBullKumite2018のアルジェリア当日予選招待枠で2位。
5位のOS-Nouryuはスト4時代からガイルを使っているベテランの人。
7位のNADVETは、ベテランの格闘ゲーマー。CPT大会に参加するのが夢。
7位のBaghdadisanは配信未登場。タグはSuper Goldだが、オフメインの猛者?

使用キャラでみると、全員が前バージョンからの継続となっている。
ロッコアルジェリアは、位置的には、海を挟むがスペインとポルトガルの南。
CPT大会とは疎遠気味ではあるが、アフリカ勢はオフ大会もオン大会もやってる。
この大会ではサブアカで参加したが、メインはオンライン高ランクの人も多い。

 

☆欧州「SFV Saltmine Tournament #7 | Season X | 28.02.2021 |」
2021年2月28日
この大会は「Salt mine League」というコミュニティが運営している定期大会。
https://twitter.com/SaltmineTV
https://www.twitch.tv/saltmineleague/about
https://www.youtube.com/c/SaltmineLeague/featured
2019年5月ごろからオンラインで運営を開始した。
継続的な活動が口コミが広がり、今では定員64人が埋まるほどの勢い。
さまざまな欧州のプレイヤーが参加している。今回も64人定員。

1.-Hurricane-(キャミィ)※イギリス
2.The4philzz(ファルケ)※イギリス
3.Lord-ProblemX(ベガ、アビゲイル)※イギリス
4.Boltstrike(バルログ)※イギリス
5.StopResetPlease(ポイズン)※フランス
5.SoundBoi(コーディー)※イギリス
7.E5cud0(アレックス)※ドイツ
7.Yus_TTM(ケン)※イギリス

※トーナメント表
https://challonge.com/ja/SaltS10T7
※動画
【Part1】https://www.twitch.tv/videos/931860623
【Part2】https://www.twitch.tv/videos/931958461

※解説
1位の-Hurricane-はウォーロード。ウル4からのベテラン強豪。
2位のThe4philzzはウォーロード。現在19歳の若手で期待の星。
3位のProblemXはウォーロード。ウル4時代からの古豪。EVO2018覇者。
4位のBoltStrikeはウォーロード。彼もウル4時代からの古豪。
5位のStopResetPleaseはDBFZやKOFスマブラをやっている人。
5位のSoundBoiはスコットランドの1997年世代の若手強豪。
7位のE5cud0は大会にはあまり出ないが、このランバトでは定期的に上位にくる。
7位のYus_TTMはオン大会を中心に活動。このランバトでもよく上位にくる。

今回はTOP4に綺麗にイギリス勢が上位を占めたが、
この大会そのものはフランスやドイツやスペインなども参加している。
上位陣の使用キャラは、前シーズンからの継続が大半。
2位のザ フォーフィルズと3位のプロブレムXは多キャラ使いだが、
今回はこれまでで使用率が高めだった自分のキャラクターを選んだっぽい。
他の人たちはだいたいそのキャラの職人の方々である。

 

アメリカ西部「SLC|Barfights February 2021 Powered by Facebook Gaming」
2020年2月28日
この大会はアメリカの西部にあるユタ州のコミュニティ「GetGood FGC」が主催の定期大会。
https://twitter.com/GetGoodFGC/
https://www.youtube.com/channel/UC-RgjbChwOEImRDLbOG77XA/featured
https://www.twitch.tv/getgoodfgc
ユタ州はラスベガスがあるネバダ州のそばと考えるとイメージしやすい。
SLCはSalt Lake Cityの略。種目は、スト5以外にもモーコンやギルティギアでも開催があるらしい。
この団体は「GetGood League」や「Barfighters」といった定期大会を開催している。

Facebookのページには↓とあり、
>SLC|Barfights February 2021 We're back with more West Coast SFV Action!
また↓のツイートも見かけたので
>Thanks to everyone that tuned in for SLG|Barfights Powered by Facebook Gaming.
https://twitter.com/GetGoodFGC/status/1365914371487133696
今回は西海岸の人たちも参加可能で、配信はFacebook Gamingで開催、ということのようだ。
今大会の参加者は32人定員いっぱい。カリフォルニア勢の参加が多く確認できた。

1.ChrisCCH(さくら)
2.ElitheCurry(ララ、リュウ
3.Sevelei(ルシア)
4.LuigiDB(G、ガイル)
5.MarioDB(かりん、セス)
5.NerfVega(メナト)※Jot、Gumbeeの別名義。
7.801Strider(G)
7.Mira_LBC(ララ)※Tatsukoの別名義。

※トーナメント表
https://www.facebook.com/events/1064227994095962/?active_tab=brackets
※動画
https://www.facebook.com/GetGoodFGC/videos/507426683559384

※解説
1位のChrisCCHはシアトル方面の2002年世代の若手強豪。国内大会優勝やCPT2020上位入賞あり。
2位のElitheCurryはカリフォルニア。マゴさんがEVO2019の1回戦で戦った人。アルマス。
3位のSeveleiはカリフォルニア。趣味はブラジリアン柔術FPSゲーム。ローカル大会優勝経験あり。
4位のLuigiはカリフォルニア。CPT2020上位入賞あり。ウォーロード。かつては謎のプレイヤーだった。
5位のMarioもカリフォルニア。CPT2020上位入賞あり。ウォーロード。Luigiとは兄弟らしい。
5位のNerfVegaはカリフォルニア。ローカル大会上位記録あり。GumbeeやJotの名義のほうが有名。
7位の801Striderはユタ。おなじみCPT大会や北米SFLなどでも大活躍しているベテラン。
7位のMiraはカリフォルニア。ElitheCurryと仲良しで、オンラインタグを共有している。

この大会の上位陣は多キャラ使いが多い結果となった。
1位ChrisCCHはガイルやGもメイン級だが今回はほぼさくらのみ。
2位ElitheCurryは豪鬼もメイン級だが、むしろ決勝でリュウを投入。
3位Seveleiはネカリもメイン級だが、今回はほぼルシアのみ。
4位Luigiは従来のメインであるガイルとGを両方使った。
5位MarioはGやセスもメイン級で、今大会で一部セスを使用。
5位のNerfVegaはセスも使えるが、今回はメナトに絞ったようだ。
7位の801StriderはGのみでこの大会を戦っている。
7位のMiraはミカやいぶきもメイン級だが、今回はララのみっぽい。


☆中米「Winter Clash 2021」
2021年2月8日~2月28日
「Winter Clash」自体は2017年くらいから開催され続けている。
この大会は、プエルトリコで様々なゲームイベントを開催している団体の
「First Attack PR」が主催したイベント。おもに中米勢が参加している。
https://twitter.com/FirstAttackPR
https://www.twitch.tv/firstattackpr
https://www.youtube.com/channel/UCN82Z6CKDDDOy9tNQD9jeSA
今回はオンラインで開催している。
参加資格がある国は中米地域だと、プエルトリコ、ドミニカ、パナマ、メキシコ、エルサルバドルキューバグアテマラ
参加資格がある北米地域だと、南東部に該当する州の
フロリダ、ジョージアサウスカロライナノースカロライナ、ヴァージニア。
種目はスト5だけでなく、スマブラSpecial、モーコン11、DBFZ、鉄拳7
他にもCall Of Duty、NBA2K21、Rocket League、LoL、Valorantも種目のようだ。
Winter Clash 2021 Promo video!
https://www.youtube.com/watch?v=FriaDanXS34
スト5の参加者は今回は118人(不戦敗が結構いるので、実際は約40人~50人前後)

TOP4.MenaRD(さくら)※ドミニカ共和国
TOP4.KUSANAGI(さくら)※メキシコ
TOP4.Caba(ガイル)※ドミニカ共和国
TOP4.Mono(ファン)※プエルトリコ
5.TMM-Bushinmaster(是空)※ドミニカ共和国
5.Zaferino(サガット)※アメリ
7.Hermes_Venatori(キャミィ)※ドミニカ共和国※Adonai_Novaの別名義
7.LuiMan20(ダルシム)※ドミニカ共和国

※トーナメント表
https://smash.gg/tournament/winter-clash-2021/event/street-fighter-v-champion-edition/overview
※動画
https://www.twitch.tv/videos/932179213

※解説
TOP4の決着がついていない理由は、
2021年3月27日にプエルトリコの「The Coca Cola Music Hall」で決勝を開催するから。
コカ・コーラミュージックホールで開催される告知PVも発表されている。
>Winter Clash 2021 Finals will be held at the Coca Cola Music Hall.
>The event will be composed of only the finalists
>who will face-off on the big stage to see who is crowend #WC2021 grand champion.
>Don't miss all the action on twitch on March 27th.
>Qualifiers from Feb 20-28th
https://twitter.com/FirstAttackPR/status/1362450117106802692
>FRT | Spencer@abel_ens·19時間
>when is Top 4?
>First Attack PR@FirstAttackPR
>March 27th at The Coca Cola Music Hall
https://twitter.com/FirstAttackPR/status/1366380283994509312

Top4のMenaRDはCapcomCup2017覇者。CPT2020でも優勝あり。
Top4のKUSANAGIはCPT2020で2度の準優勝を記録した強豪。
Top4のCabaはCPT2020で優勝記録ありの強豪。
Top4のMonoはスト4時代から活躍しているベテランの大会運営者。
5位のTMM-Bushinmasterはドミニカ国内大会の上位常連。CPT2020も上位。
5位のZaferinoはアメリカの東海岸で活躍している強豪。
7位のHermes_Venatoriはドミニカ国内大会の上位常連。CPT2020も上位。
7位のLuiMan20はドミニカ国内大会の上位常連。CPT2020も上位。

この大会の上位陣は、サブキャラの手札を持っている人が多いが
今大会ではほぼ1キャラに絞って参加していたっぽい。
MenaRDは多キャラ使いだし、Kusanagiはカゲ、かりんも使う。
CabaもリュウをSFLで使ってた(そもそもシーズン1はリュウ使い)。
BushinMasterはいぶきも使うときもある。Zaferinoも初期はキャミィ使い。
Mono、Hermes_Venatori、LuiMan20はほぼ1キャラ職人。

・2021年3月28日更新
この大会の結果は、
1位.MenaRD(かりん)※ドミニカ共和国
2位.Caba(ガイル)※ドミニカ共和国
3位.KUSANAGI(さくら)※メキシコ
4位.Mono(ファン)※プエルトリコ
https://www.twitch.tv/videos/965858527
録画を見たかぎり、KUSANAGIの試合がなかったので
このオフイベントに招待できなかった?(新型コロナの影響か?)
優勝はメナ。Cabaには最近かりんを投入しているので、被せ作戦のようだ。

 
☆北米東部&カナダ東部「Metaview Monday (3/1/2021)」
2021年3月1日
この大会はオンラインの定期大会で、
もともとは「r/StreetFighter」すなわちredditネット掲示板)の
StreetFighter分野の人たちのコミュニティによって開催されていた。
現在はコミュニティ名を「The Online Local」と変えたが中身はほぼ同じ。
https://twitter.com/TheOnlineLocal
https://twitch.tv/TheOnlineLocal
http://youtube.com/c/rStreetFighter
https://redditfighting.challonge.com
https://discord.gg/pVUHbgX
で、この日は「Metaview」というアプリと協力体制で開催されている定期大会。
基本的にアメリ東海岸の州とカナダの東部の人たちが参加対象。
参加人数は51人。

1.Kyoka5D(サガット)【Zaferino】の別名義。※マサチューセッツ州
2.Hermes_Venatori(キャミィ)※ドミニカ共和国
3.Chunat1on(春麗)カナダのモントリオール
4.Metro_PC(バルログ)【MetroM】の別名義。※メリーランド州
5.Deznere(是空)※ケンタッキー州
5.Dee_Ancer(ファン)※テキサス州
7.CarltonBanks17(バーディー)※ニューヨーク州
7.thelifeofkb(ファルケ)【KB】の別名義。※ジョージア州

※トーナメント表
https://redditfighting.challonge.com/ja/MetaviewMondays
※動画
https://www.twitch.tv/videos/933593583

※解説
1位のKyoka5DはNLBCなど東海岸大会に積極的に参加して上位常連。
2位のHermes_Venatoriはずっとキャミィ。ドミニカ勢だが居住は不明。CPT大会も上位。
3位のChunat1onはカナダ屈指の春麗使い。コーリンも使える。アルマス。
4位のMetor_PCはCPT2020で2位入賞したバルログ使いMetroM。ウォーロード。
5位のDeznereはコネチカット州からケンタッキー州に移った猛者の是空
5位のDee_Ancerはテキサス屈指の強豪ファン使い。アルマス。
7位のCarltonBanks17はBirdie for Lifeと豪語するバーディー使い。
7位のthe life of kbのkbはKing Birdieの略。強豪バーディーだがファルケもメイン。

この大会でも、基本的に昔からのメインを継続した人か、
サブ以上メイン未満ではあるが、昔から練習しているキャラを使う人が多かった。
いわゆる職人系プレイヤーが上位を占めたといえる。


☆北米南東部「C5G Storm Surge #5」
2021年3月1日
この大会はアメリカの南部のルイジアナ州ニューオーリンズのコミュニティの
「Category 5 Gaming(C5G)」が運営している定期オンライントーナメント。
https://twitter.com/Demonhadodojo
https://www.twitch.tv/demon_hado
東よりの南部に位置しているためか、参加者はアメリカ東部や中米地域の人もいる。
今回の参加者は31人。

1.Sabin(ファルケ)※ニューヨーク州
2.MenaRD(キャミィ、ミカ)※ドミニカ共和国
3.FluxWaveZ(ポイズン、ミカ)※カナダのモントリオール
4.Blarrlad(アビゲイル)※南カリフォルニア
5.Lord melqui(ララ)※ドミニカ共和国
5.Blui(ギル)※テキサス州
7.Stack Bradford(豪鬼)※イリノイ州シカゴ
7.Docta Afrikan E.X.(ダン、G、ベガ)※テキサス州

※トーナメント表
https://smash.gg/tournament/category-5-gaming-6/event/c5g-storm-surge-5/standings
※録画
https://www.twitch.tv/videos/932303105

※解説
1位のSabinはおなじみNLBCを中心に大会に参加したりTeam Spookyで配信をしたり。
今回はほぼファルケのみで大会に参加。ちなみにファルケは前から結構やってた。
2位のMenaRDはおなじみドミニカのCPT2020中米予選優勝者。今回はキャミィとミカ。
今回はさくらはほぼ使わなかった。メナはこの2キャラも以前から大会で使ってる。
3位のFluxWaveZはカナダのウォーロード。前シーズンからこの2キャラがメイン。
4位のBlarrladはアビゲイルのみを継続。CapcomCup当日予選TOP8だったことあり。
5位のLord melquiはドミニカ勢。CPT2019オンライン大会9位。バーディーも使う。
5位のBluiはプラチナ帯だが、倒してきたメンバーがアルマス級なのでオフメインの人?
7位のStackbradfordは配信では未登場だがCFNを見る限り今回は豪鬼のみ。アルマス。
7位のDocta Afrikanはベガ使い強豪として有名だが、配信ではGとダンを使用。
CFNを見た限り、今回は上記の3キャラを使用して大会に参加していた。

参加者リストを見ると、この大会はかなり幅広くいろいろな地域のプレイヤーが参加。
オンラインの相性はどうだろう?とは思ったが、Blarrlad以外はアメリカ東部の人。
そもそもBlarrladもこの日にカリフォルニアにいたとは限らない。
使用キャラに関して言えば、前シーズンから使っていたキャラを選んでいる。
明確なキャラ替えはDocta Afrikanくらい?しかし彼は多キャラ使い。判断が難しい。

 

【総括】
思ったより…ガラリと使用キャラを変えた人は少なかった。
変えたとしても、昔のシーズンで使っていたキャラクターに出戻りしたり、
あるいはサブで前シーズンまで手札として使ってたキャラクターを使用している。
むしろ1キャラ職人で、過去の成績が良かったが、今回も調子の良い人もいる。
「あのキャラクターが意外と見かけない」は、弱体化どうこうよりかは
「この地域ではそのキャラの使い手があまりいない」が結構あるので悩ましい。
と、ふわふわした結論になってしまったが、


以上!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!