2023年～2024年「Street Fighter League Pro-EU 2023」に関するメモ

2023年～2024年「Street Fighter League Pro-EU 2023」に関するメモ

2023年に開催された、ストリートファイターリーグのヨーロッパ（欧州）大会に関するメモです。

☆この大会は何？
つまるところ、ストリートファイターリーグのヨーロッパ版。
2022年もあり、今年も開催された。
正確に言うと、ヨーロッパの選手がSFL-US（アメリカ）に出た年も過去にはあった。
2022年から、完全に欧州も独立化してSFLの区分が出来たということ。

☆今年の参戦メンバーの紹介

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=F-pRbEMRl8E

【00 Nation】

左から、Veggey、Phenom、RikemansBarnet、Lord_Venom
いわゆる北欧＆東欧チームの強豪で構成されている。
・Veggey（ベギー）
ノルウェーの強豪。彼もSF4時代から活動している。世代としては1988年前後。
フェノムに格ゲーの手ほどき指導を最初にしたのはこの人。名前の由来は本名の愛称。
SF5時代はCapcomCupにも出た。SF6の実績としてはCPTWW北欧＆東欧で地域決勝出場。
https://twitter.com/veggeySF
・Phenom（フェノム）
ノルウェーの強豪。SF4時代から活動している。世代的には1996年前後。
SF5やSF6での実績はいわずもがな。
名前の由来はプロレスラーのジ・アンダーテイカーの異名「The Phenom（怪人）」。
ちなみにPhenomと「00 Nation」の付き合いは2014年からある（後述）。
https://twitter.com/PhenomSF
・RikemansBarnet（リーケマンズバーネット）
スウェーデン語で「金持ちの息子」を意味する。世代的には1997年前後。
スウェーデンの強豪で、SF5時代はフェノムを倒してCPT優勝経験もある。
SF6は欧州イギリス大型オフ大会「VS Fighting XI」で優勝経験あり。
https://twitter.com/Rikemansbarnet
・Lord_Venom（ロードヴェノム）
ポーランドの強豪。世代的には2000年前後。
元々は2020年ごろにGBVSのオンライン大会で活躍していた若手。
SF6での実績はCPTWW北欧＆東欧の地域決勝進出。CPT北欧＆東欧で3位など。
https://twitter.com/Lord__Venom

「00 Nation」は
ノルウェーのチーム。ゼロゼロネイション。
経緯としては、まず2011年に「BX3 eSports Club」が設立（その後Phenomが所属）。
次に2018年にノルウェーのサッカークラブ「Valerenga Fotball」と、
ノルウェーの銀行＆保険業務会社「DNB ASA」が、共同提携して「Nordavind DNB」に変更。
そして、2021年に「Nordavind DNB」が「00 NATION DNB」にブランド名を変更（買収？らしい）。
https://www.gamer.no/klubber/00-nation/28821
https://twitter.com/zerozeronation
https://00nation.com/

【BK ROG】

左から、NassimClaw、Luffy、Kusanagi、Kayne
いわゆるフランスチーム。国内の強豪で構成されている。
・NassimClaw（ナッシムクロー）
SF4時代とSF5時代の両方バルログを使っている職人。世代としては1994年前後。
実はサブは多キャラ使い。ブランカ、コーリン、コーディー、ルシア、さくら、セス、バイソン、是空。
そんな彼がSF6で選んだのは本田。CPTWW地域決勝出場、CPTオフラインプレミア9位など活躍。
https://twitter.com/NassimClaw
・Luffy（ルフィ）
SF4時代に史上初の欧州勢EVO優勝を果たしたローズ使い。世代は1986年前後。
名前の由来は漫画ワンピースのルフィに似ているかららしい。
SF5時代の実績もいわずもがな。SF6では国内大型大会「UFA2023」7位など活躍。
https://twitter.com/Louffy086
・Kusanagi（クサナギ）
SF4時代にセス使いとして突如現れた天才少年。世代としては1999年前後。
ただSF5時代はほぼ競技シーンには現れなかった。その彼がSF6で復活。
SF6実績はCPTオンラインのフランス&スペイン&ポルトガルで3位。
フランス大型オフ大会「UFA2023」5位、CPTフランスプレミア13位など。
https://twitter.com/MaivineKusanagi
・Kayne（ケイン）
ドラゴンボールの格ゲー「DBFZ」世界屈指の強豪。1998年前後。
SF6も大型オフ大会「Brussels Challenge Major Edition 2023」優勝。
CPTWWフランス地域決勝出場など、普通に活躍している。世代としては20代なかば。
https://twitter.com/Kayne_Seys

「BK ROG」は
フランスのチーム。
LoLやCall of DutyやeFootballやFortniteなど様々な部門がある。
Bunker eSportsというチームが、2021年にASUS Republic Of Gamersと提携してBK ROGとなった。
https://twitter.com/ASUS_BK_ROG/status/1374767977996816386
https://www.eclypsia.com/home/esport/actualites/bunker-esports-s-associe-avec-asus-republic-of-gamers-et-presente-ses-ambassadeurs-27832.html
https://www.lequotidiendesentreprises.fr/secteurs/services/bk-rog-esports-un-club-de-nouvelle-generation-de-lesport/
https://www.arabnews.fr/node/84256/%C3%A9conomie
Bunker eSportsは2010年に設立されたビデオゲームクラブ。創設者は、Pro Evolution Soccer（PES。ウイニングイレブンのこと）の選手やコーチとして活躍したNicolas Choite氏。
ASUS Republic Of Gamersは、 ASUSのゲーミングブランドがROG。ASUSは周辺機器製造メーカー。
https://twitter.com/ASUS_BK_ROG
https://www.youtube.com/channel/UCtPk46t9ycQtlFw4KDwd2Fw
https://www.bkrogesports.com/

【BMS eSports】

左から、Akainu、Valmaster、MisterCrimson、Kilzyou
・Akainu（アカイヌ）
SF4時代から欧州では評判のガイル使い職人。世代は1996年前後。
名前の由来はおそらくTwitter（X）のヘッダー画像にもある漫画のキャラ。
つまり漫画ワンピースに登場するサカズキ（赤犬）から。SF6でも強豪ガイル使い。
https://twitter.com/Akainuuuuu
・Valmaster（ヴァルマスター）
SF4時代から春麗使い職人。SF4もSF5もカプコンカップ出場。世代は1995年前後。
名前の由来は本名から。SF5はあまり大会に出てなかったが後期に台頭。
SF6も変わらず実力は健在。世代としては20代後半くらい。
https://twitter.com/_Valmaster
個人としてはサウジアラビアのチームFalconEsportsに所属。
https://twitter.com/FalconsEsport
・MisterCrimson（ミスタークリムゾン/クリムソン）
SF5時代から活躍した強豪。おもにダルシムがメイン。世代は1995年前後。
経歴としてはSF5以前の格ゲーもたしなんでいるがカプコンカップ出場はSF5から。
名前の由来はおそらくSF4時代のメインキャラのクリムゾンヴァイパー。
https://twitter.com/MistahCrimson
個人としてはサウジアラビアのチームFalconEsportsに所属。
https://twitter.com/FalconsEsport
・Kilzyou（キルズユー）
SF5時代から活躍した気鋭の若手新星。世代は2002年前後。
サッカーゲーム（PES）の強豪プレイヤーでもあり、気分転換にSF5を始めた。
その結果、どちらも国内大会を優勝する二足草鞋ほどに。SF6も勿論猛者。
かつてはサッカークラブASモナコのeSports部門に所属していた。
https://twitter.com/Kilzyou

「BMS」は
フランスのチーム。2021年に設立された。
このチームはスマブラ等の格闘ゲーム、FIFA、PES（ウイニングイレブン）などで活動中。
https://twitter.com/BMS_CREW
https://www.youtube.com/watch?v=-oTvvT46sbA
https://www.twitch.tv/team/bms
BMSは「Be Mutated Suppz」の略。
チームの共同設立者のBIG BOSSさんによると、栄養補助食品会社の名前。
このBIG Bossさんの会社らしい（当時サプリメントを販売していたとか）。
bemutatedはmutant（突然変異）を使ったダジャレ。
Suppzはサプリメントやプロテインのこと。
https://www.facebook.com/BeMutated/
https://twitter.com/JoelPostbad/status/1509872244499132421
https://twitter.com/JoelPostbad/status/1433509420412149766
＞Be mutated suppz
＞bemutated (un jeu de mot inventé avec mutant)
＞Suppz pour suppléments (protéine)
＞C’est quand on vendait des compléments alimentaires
＞Le nom BMS est la contraction de BEMUTATED SUPPZ
＞Le nom de notre société de compléments alimentaires
＞Qui avait pour slogan
＞« Pousse Lourd ! Nique fort »
＞Je rigole 0 sur le site internet c’était écrit en gros

【Mouz】

左からEndingWalker、MysticSmash、ProblemX、Broski
・Broski（ブロスキ）
イギリス勢。SF5から競技シーンで台頭してきた職人。世代は1994年前後。
独特のキャラ選びをする傾向があり、代表キャラはダルシム、オロ、JP、AKIなど。
それでいてイギリスのSFシリーズの大会では上位常連の猛者。基本的に遠征もレア。
https://twitter.com/broskiFGC
・MysticSmash（ミスティックスマッシュ）
イギリス勢。様々な格ゲーで実績を出す器用系。世代は2001年前後。
筆者の観測範囲では、SF5、GGST、DNF、MK11、GBVSは大会戦績記録を見た。
基本的にゾーニング系、つまり遠距離でリーチを生かして戦うキャラを選ぶ傾向あり。
SF6への大会の参加具合はぼちぼちだが、成績は普通に良い。
https://twitter.com/MysticSmash
・EndingWalker（エンディングウォーカー）
イギリス勢。SF5の競技シーン末期に突如として台頭。2006年世代の超新星。
国内の大会で圧巻の成績を残してSF5最後の年のカプコンカップに出場した。
SF6でも彼の活躍は健在。今年もカプコンカップ出場を決めた。
SF5ではエド使いとして有名だったが、SF6は多キャラ使い。
https://twitter.com/EndingWalker
・ProblemX（プロブレムエックス）
イギリス勢。イギリスを代表するSFプレイヤー。世代としては1992年。
「Call of Duty」を遊んでいた時にSF4に興味を持って競技シーンへ。
選手の活躍の他に、「Problem X Promotions（PXP）」の支援で若手も導いている。
SF4時代から使用キャラの様々な手札を持ち、そのスタイルはSF6でも健在。
https://twitter.com/MrProblemX

「Mouz」は
ドイツのチーム。
2002年ごろに設立されたドイツのesportsクラブの「Mousesports（略称でMouzになった）」のこと。
Counter-StrikeやFortniteやLoLなど、様々な部門があり歴史がある。
ProblemXは、2017年からこのチームに所属しており、他のメンバーは助っ人に近い。
ちなみにEndingWalkerも2024年からこのチームの所属になった。
https://mousesports.com/
https://twitter.com/mousesports
https://www.facebook.com/mousesports
https://www.youtube.com/mousesports

【Guild Esports】

左からVegaPatch、Suleymon、Takamura、JokerJokeZ
・Suleymon（スレイモン）
イギリス勢。SF5時代は是空使い国内猛者として活躍。世代は1997年前後。
現在はグラスゴーの定期大会「Burn to Fight」の運営。
イギリスのSFシーンに焦点を当てたポッドキャスト「Behind the Sticks」ホスト。
といった感じで様々な活動をしている。
https://twitter.com/ASuleymon
・Takamura（タカムラ）
ベルギー勢。SF5時代に台頭した2000年世代の若手。
カプコンカップも出場経験あり。使用キャラは基本的に胴着キャラ（ケンとか豪鬼とか）。
名前の由来は漫画はじめの一歩の登場キャラである鷹村守。
https://twitter.com/Takamura_Be
・VegaPatch（ベガパッチ）
スペイン勢。SF5スペイン最強のファン使い。世代は1993年前後。
CPTで好成績をおさめてSF5最後の年にカプコンカップも出場。
名前の由来はスペインのキャラであるバルログ（海外名がベガ）と
漫画ボボボーボ・ボーボボの登場キャラであるドンパッチ。
https://twitter.com/Vegapatch
・JokerJokeZ（ジョーカージョークス）
イギリス勢。SF5時代はイブキやダルシムやカリン使いだった。世代は1995年前後。
当時はランクマッチはほぼやらないが大会実績は良いという人。
SF6では開幕から欧州ベルギーの大規模オフ大会「Brussels Challenge」で3位入賞。
https://twitter.com/JoKeR_JoKeZ
「Guild」は
イギリスとスウェーデンを拠点にしているチーム。
おもにVALORANTやFIFA、Rocket League、Fortniteなどの部門がある。
2020年頃に設立。このチームは共同所有者に、サッカー選手のデビッド・ベッカム。
https://guildesports.com/about-us
https://guildesports.com/careers
https://twitter.com/GuildEsports
https://www.facebook.com/GuildEsports
https://www.youtube.com/channel/UCyg8Kyl_adLQE4UyUJwLI8w

【Wolves Esports】

左から、The4Philzz、Shivs、Shakz、Popi
・Shakz（シャックス）
イギリス勢。SF5時代にイギリスで活躍した猛者。世代は1998年前後。
名前の由来は本名。異名は「The Baby-Faced Assassin」。
幼少期は格ゲーが好きな4人兄弟に囲まれて育ち、SF4時代から本格的に参入。
SF6時代でも実力は健在。多キャラ使い。
https://twitter.com/ShakzLDN
・Popi（ポピ）
スウェーデン勢。SF4時代はキャミィ使いの強豪として活躍。世代は1988年前後。
当時欧州に遠征に来たInfiltrationを撃破して優勝した事がある。
SF5時代はキャミィやイブキまったりペースで遊んでいた。
SF6はオンラインやオフ大会の成績はけっこういい。
https://twitter.com/PopiSWE
・The4Philzz（ザフォーフィルズ）
イギリス勢。SF5時代に台頭した気鋭の若手強豪。2001年世代。
格闘ゲームは子供のころから遊んでおり、一通り遊んだようだ。、
SF5時代はファルケ使いとしてカプコンカップ出場も果たした。
西アフリカのコートジボワールにも、彼のルーツがあるとのこと。
https://twitter.com/4Philzz
・Shivs（シブス）
イギリス勢の強豪。別名Shivryuken（シブリュウケン）。世代は1996年前後。
名前の由来は本名から。生まれと育ちはカリブ海の国トリニダード・トバゴ。
イギリスに引っ越し、SF4にハマり、オフ対戦会に参加してShakzと知り合いに。
SF5時代はララやメナト使いの最高位Warlordの強豪だった。
https://twitter.com/Shivs_Vii
「Wolves」はイギリスとフランスを拠点としているチーム。
2018年頃に設立。Rainbow6Siege、FIFA、CallofDutyなど様々な部門がある。
ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ・フットボール・クラブという
イングランドのサッカークラブ（Wolverhampton Wanderers FC）のeSports部門。
https://twitter.com/WolvesEsports
https://wolvesesports.com/
https://www.facebook.com/wolves

☆ルール
配信での紹介を見た感じはルールは大まかには日本と北米と同じ。

優勝したチームは、賞金に60K EUEOS、そしてSFL世界決勝で日本と北米と対決。

・グループステージ
基本的には日本や北米のSFLと同じホーム&アウェイルール。
アウェイ側が先に出場する選手のオーダーを出し、ホーム側がそれに当てていく。
6チームが総当たりをする（つまり6x5=30組み合わせの試合がある）。
先鋒戦はBO3（BestOf3。3回中多く勝てばOK。2本先取FT2と同じ）の10ポイント
中堅戦はBO3（BestOf3。3回中多く勝てばOK。2本先取FT2と同じ）の10ポイント
大将戦はBO5（BestOf5。5回中多く勝てばOK。3本先取FT3と同じ）の20ポイント
延長戦はBO1（BestOf1。1回勝負。1本先取FT1）の5ポイント。
※延長戦は20-20成立の時に発生。
延長戦に出る選手は、これまでの放送を見た感じ特に縛りは無いっぽい。

・プレイオフとグランドファイナル
https://streetfighterleagueeurope.com/week-11-program/
グループステージの成績上位4チームが生き残る。
プレーオフ
第1試合は、3位チーム（ホーム側）と、4位のチーム（アウェイ側）が対決。
第2試合は、2位チーム（ホーム側）と、プレーオフの第1試合の勝者が対決。
もちろんホームとアウェイはずっと固定ではなく、ターンごとに交代する。
例えば第1試合なら、3位（ホーム）vs4位（アウェイ）→3位（アウェイ）vs4位（ホーム）→3位（ホーム）vs4位（アウェイ）
グランドファイナル
決勝は、グループステージ1位チームと、プレーオフ第2試合の勝者が対決。
もちろんグループステージ1位のチームがホーム側で開始。
ちなみにプレーオフの第1試合と第2試合は50ポイント取れば勝ち。
グランドファイナルの決勝は70ポイント取れば勝ち。

☆結果（グループステージ）
Street Fighter League Pro-EU SFL2023 ヨーロッパ第1週
https://www.youtube.com/watch?v=AzJ2BzAYK0Q

「Guild vs BMS」10-30
Takamuraケン 2-1 Kilzyouジュリ
JokerJokezキャミィ 0-2 Valmaster春麗
VegaPatch春麗 2-3 MisterCrimsonダルシム

「BK ROG vs Wolves」40-0
Kayneケン 2-0 Popi春麗
NassimClaw本田 2-1 Shakzルーク
Kusanagiルーク 3-2 The4Philzz（JP）

「Mouz vs 00Nation」20-25
MysticSmashディージェイ 2-0　RikemansBarnetジュリ
ProblemXマリーザ 2-1 Lord_Venom（JP）
EndingWalkerリュウ 2-3 Phenomケン
ProblemXマリーザ 0-1 Lord_Venom（JP）

Street Fighter League Pro-EU SFL2023 ヨーロッパ第2週
https://www.youtube.com/watch?v=FS6Bgt7TE5o

「Wolves vs Mouz」10-30
Shivsジュリ 2-1 Broski（JP）
Popiキャミィ 1-2 EndingWalkerケン
Shakzルーク 2-3 MysticSmashディージェイ

「00Nation vs Guild」0-40
RikemansBarnetジュリ 1-2 Suleymonキンバリー
Veggeyザンギエフ 0-2 JokerJokezキャミィ
 Phenomケン 2-3 Takamuraケン

「BMS vs BK ROG」40-0
Akainuガイル 2-1 NassimClaw本田
Kilzyouジュリ 2-1 Kusanagiルーク
Valmaster春麗 3-2 Kayneケン

Street Fighter League Pro-EU SFL2023 ヨーロッパ第3週
https://www.youtube.com/watch?v=P3Em2br4-Dc

「00Nation vs Wolves」40-0
RikemansBarnetジュリ 2-1 Shivsジュリ
Lord_Venom（JP）2-0 Popiキャミィ
 Phenomケン 3-0 The4Philzz

「Mouz vs BMS」30-10
MysticSmashディージェイ 0-2　Kilzyouジュリ
EndingWalkerケン 2-0 MisterCrimsonダルシム
ProblemXマリーザ 3-2 Valmaster春麗

「Guild vs BK ROG」0-40
VegaPatch春麗 0-2　Kayneケン
Takamuraケン 0-2　Kusanagiルーク
Suleymonキンバリー 2-3　NassimClaw本田

Street Fighter League Pro-EU SFL2023 ヨーロッパ第4週
https://www.youtube.com/watch?v=bBu7dzprWlM

「BK ROG vs Mouz」20-25
Kayneケン 0-2　EndingWalkerリュウ
 Kusanagiルーク 1-2　Broski（JP）
NassimClaw本田 3-0　ProblemXマリーザ
Kayneケン 0-1 EndingWalkerケン

「BMS vs 00Nation」0-40
Akainuガイル 0-2　RikemansBarnetジュリ
Kilzyouジュリ 0-2　Lord_Venom（JP）
Valmster春麗 2-3 Phenomケン

「Wolves vs Guild」30-10
Shakzルーク 2-1 Suleymonキンバリー
The4Philzz（JP）1-2 VegaPatch春麗
Popiキャミィ 3-2 Takamuraケン

Street Fighter League Pro-EU SFL2023 ヨーロッパ第5週
https://www.youtube.com/watch?v=bEAYw1_3JKI

「00Nation vs BK ROG」30-10
RikemansBarnetジュリ 0-2　Kayneジェイミー
Phenomケン 2-1　Kusanagiルーク
Lord_Venom（JP）3-0 NassimClaw本田

「Guild vs Mouz」10-30
JokerJokezキャミィ 2-1　Broski（JP）
Takamuraケン 1-2　ProblemXマリーザ
VegaPatch春麗 1-3 MysticSmashディージェイ

「Wolves vs BMS」0-40
Shakzルーク 0-2　Kilzyouジュリ
The4Philzz（JP）0-2　Valmaster春麗
Popiキャミィ 0-3 MisterCrimsonダルシム

Street Fighter League Pro-EU SFL2023 ヨーロッパ第6週
https://www.youtube.com/watch?v=NnTcDqa-1XA

「BMS vs Guild」40-0
Akainuガイル 2-1 JokerJokezキャミィ
MisterCrimsonダルシム 2-0 VegaPatch春麗
Kilzyouジュリ 3-1 Suleymonキンバリー

「Wolves vs BK ROG」20-25
Shakzルーク 2-0　Kayneケン
Shivsマノン→ジュリ 2-1 NassimClaw本田
The4Philzz（JP）0-3 Kusanagiルーク
Shivsマノン 0-1 Kusanagiルーク

「00Nation vs Mouz」30-10
RikemansBarnetジュリ 1-2　ProblemXマリーザ
Phenomケン 2-1 MysticSmashディージェイ
Lord_Venom（JP）3-2 EngindWalkerリュウ

Street Fighter League Pro-EU SFL2023 ヨーロッパ第7週
https://www.youtube.com/watch?v=-03RSN1ntFc

「Mouz vs Wolves」30-10
MysticSmashディージェイ 2-0 Shivsジュリ
Broski（JP）1-2 Shakzルーク
ProblemXブランカ 3-0　Popiキャミィ→春麗モダン

「Guild vs 00Nation」10-30
JokerJokezキャミィ 0-2 Lord_Venom（JP）
VegaPatch春麗 2-1 RikemansBarnetジュリ
Suleymonキンバリー 0-3 Phenomケン

「BK ROG vs BMS」0-40
Luffyマノン 1-2 Kilzyouジュリ
NassimClaw本田 1-2 MisterCrimsonダルシム
Kayneケン→ジェイミー 1-3　Valmaster春麗

Street Fighter League Pro-EU SFL2023 ヨーロッパ第8週
https://www.youtube.com/watch?v=Vj3g7dQiIZ4

「Wolves vs 00Nation」40-0
The4Philzz（JP）2-1 RikemansBarnetジュリ
Shivsジュリ 2-1　Lord_Venom（JP）
Shakzルーク 3-1 Phenomケン

「BMS vs Mouz」30-10
Valmaster春麗 2-0 EndingWalkerケン
Kilzyouジュリ 1-2 MysticSmashディージェイ
MisterCrimson 3-2 ProblemXマリーザ

「BK ROG vs Guild」30-10
NassimClaw本田 2-0 Suleymonキンバリー
Kayneケン→ジェイミー 0-2　Takamuraケン
Kusanagiルーク　3-1　JokerJokezキャミィ

Street Fighter League Pro-EU SFL2023 ヨーロッパ第9週
https://www.youtube.com/watch?v=KrDWjUMf6Z0

「Mouz vs BK ROG」30-10
EndingWalkerリュウ 2-0 Kayneケン
Broski（JP）0-2 NassimClaw本田
MysticSmashディージェイ 3-2　Kusanagiルーク

「00Nation vs BMS」10-30
RikemansBarnetジュリ 1-2　Kilzyouジュリ
Phenomケン 2-1　MisterCrimsonダルシム
Lord_Venom（JP）2-3 Valmaster春麗

「Guild vs Wolves」10-30
VegaPatch春麗 2-0 Shivsジュリ
Takamuraケン 1-2 Shakzルーク
Suleymonキンバリー 2-3 The4Philzz（JP）

Street Fighter League Pro-EU SFL2023 ヨーロッパ第10週
https://www.youtube.com/watch?v=Y5f99L0bpaY

「BK ROG vs 00Nation」30-10
NassimClaw本田 2-0 RikemansBarnetジュリ
Kusanagiルーク 0-2　Lord_Venom（JP）
Luffyマノン 3-1　Phenomケン

「Mouz vs Guild」10-30
EndingWalkerリュウ 0-2　Takamuraケン
ProblemXブランカ→マリーザ 2-1　JokerJokezキャミィ
MysticSmashディージェイ 0-3　VegaPatch春麗

「BMS vs Wolves」25-20
Valmasterキンバリー 2-1 The4Phizll（JP）
Kilzyouキャミィ 2-0　Popiキャミィ
Akainuガイル 1-3　Shakzルーク→マリーザ
Akainuガイル 1-0 Shivsマノン

【予選グループステージ終了。10節の末の結果がこちら】

これでプレーオフに進む上位4チームが決定。

取得したポイント（第1節→第10節）/ポイント/バトル得失点/ラウンド得失点/
1位 BMS 30 40 10 00 40 40 40 30 30 25 08勝2敗(Home4勝/Away4勝)285pts +20 +32
2位 Mou 20 30 30 25 30 10 30 10 30 10 06勝4敗(Home3勝/Away3勝)225pts +04 -01
3位 00N 25 00 40 40 30 30 30 00 10 10 06勝4敗(Home3勝/Away3勝)215pts +06 +14
4位 BKR 40 00 40 20 10 25 00 30 10 30 05勝5敗(Home3勝/Away2勝)205pts +03 +13
5位 Wol 00 10 00 30 00 20 10 40 30 20 03勝7敗(Home2勝/Away1勝)160pts -19 -34
6位 Gui 10 40 00 10 10 00 10 10 10 30 02勝8敗(Home1勝/Away1勝)130pts -14 -24

・BMS
チーム勝敗が8勝2敗でスゴイ。負けはホーム側のMouzと、アウェイ側の00Nation。
勝つ時は大半が40ポイントか30ポイント。
Kilzyouは7勝3敗（大将戦1勝）Akainuは2勝2敗（大将戦1敗、延長戦1勝）
MisterCrimsonは5勝2敗（大将戦2勝）Valmasterは7勝2敗（大将戦3勝2敗）
Akainuの出番が少なめだが、メンバー全員が大将に行けてるのが強み。

・Mouz
チームは6勝4敗。意外だが40勝ちが無い。ただし0負けも無い。
全チームで0ポイント負けが無いのはここだけ。安定感があると言える。
Broskiが1勝4敗、EndingWalkerが5勝4敗（大将戦2敗、延長戦1勝）
ProblemXが6勝3敗（大将戦2勝2敗、延長戦1敗）MysticSmash6勝3敗（大将戦3勝1敗）
ここもBroski以外が大将に行けるのが強み。というかBroskiがこの構成で大将0試合が意外。

・00Nation
チームは6勝4敗だが、Mouzと違うのは、40勝ちはあるが0負けもあり振れ幅が大きめ。
RikemansBarnetが2勝8敗、Veggeyが1敗、Phenomが7勝3敗（大将戦4勝3敗）
Lord_Venomが7勝3敗（大将戦2勝1敗、延長戦1勝）と、個人戦績はけっこうピーキー。
RikemansBarnetが実績よりは苦戦した印象。大将はPhenomとLord_Venomで担当。
これでMouzも00Nationもホーム勝ち星とアウェイ勝ち星が一緒で、ポイントもほぼ大差が無いのは興味深い。

・BK ROG
チームは5勝5敗。ホーム3勝アウェイ2勝。独特なチーム構成なので判断が難しい。
40勝ち、30勝ち、延長戦もつれ（25か20）、10負け、0負け、綺麗に2回づつという結果に。個別成績はKayneが3勝7敗（大将戦2敗、延長戦1敗）、NassimClawが6勝4敗（大将戦2勝1敗）Kusanagiが5勝5敗（大将戦3勝1敗、延長戦1勝）Luffyが1勝1敗（大将戦1勝）。意外とLuffyの出番がほとんど無い。
他3人は先鋒も中堅も大将も複数回しっかりやってる。
大会の様子を見てるとLuffyは選手のセコンドはしっかりしてただけに気になった。
それでなんだかんだプレーオフ4チームで生き残ったのはむしろすごいような。

・Wolves
3勝7敗と苦戦。0負け3回、延長戦を2回取れず20負け2回が響いた印象。
例えばこれが10負け3回、延長戦を2回取って25勝ち2回でも200ptsには行くので。
個人成績はPopiが1勝6敗（大将戦1勝2敗）The4Philzzが2勝6敗（大将戦1勝3敗）
Shivsが3勝5敗（延長戦2敗）Shakzが6勝3敗（大将戦2勝1敗）。
こうしてみると、大将戦を落としてしまっている。
全員が大将戦に行ける柔軟さはあり、各々への負担も均等にバラけてはいた。
ただ、接戦で落としてしまった試合も割とあったので、下振れてしまったともいえる。

・Guild
2勝8敗とこちらも苦戦。0負けは2回、10負け6回なので大負けは避けられている。
ただ、25点以上を取れたのが2回（40が1回、30が1回）しかなく追いつけなかった。
個別成績はVegaPatchが4勝4敗（大将戦1勝2敗）JokerJokeZが2勝5敗（大将戦1敗）。
Suleymonが1勝6敗（大将戦4敗）、Takamuraが4勝4敗（大将戦1勝1敗）という感じ。
やはり大将戦での負けのウェイトは大きかったようだ。

☆結果（プレーオフ）

Street Fighter League Pro-EU SFL2023 Play Off
https://www.youtube.com/watch?v=LhTBTKIl6UE
50点到達すれば勝ち。ポイントは「10、10、20」の繰り返し。

「00 Nation（予選3位） vs BK ROG（予選4位）」60-20
RikemansBarnetジュリ 0-2　Kayneジェイミー
Phenomケン 2-1 NassimClaw本田
LordVenom（JP） 3-0 Luffyマノン
ここでホームとアウェイを交代。BK ROGがホーム側に変更。
Veggeyザンギエフ 0-2 NassimClas本田
Phenomケン 2-1 Luffyマノン
LordVenom（JP）3-0 Kayneジェイミー
これで00Nation側が60点到達で50点を超えたので勝利。
PhenomとLordVenomの二枚看板がかなり活躍した。

「Mouz（予選2位）vs 00 Nation（予選3位）」0-50
Broski（JP）0-2 Veggeyザンギエフ
EndingWalkerリュウ 1-2 Phenomケン
ProblemXマリーザ 1-3 LordVenom（JP）
ここでホームとアウェイを交代。00Nationがホーム側に変更。
MysticSmashディージェイ 0-2　Phenomケン
これで00Nation側が50点到達で勝利。
00Nation側がなんとアウェイ側で0-40取ったのがデカすぎた。
ちなみに中堅はEndingWalkerリュウ、大将はProblemXマリーザの予定だった。

00NationはBK ROGに対しては、グループ予選ではアウェイでは負け、ホームでは勝っている。つまり00Nationがプレーオフでホーム開始でBK ROGと試合が出来たのはかなりデカかった。実際BKROG側のKayneやNassimは予選と同様に仕事したので、ルールの妙と言える。

00NationはMouzに対しては、実はホームもアウェイも00側が勝ってる組み合わせ。
この時はPhenomがチームを救った形だが、この2チームの試合は割とスケジュールの序盤～中盤で消化。つまる所、00Nation側のチームメイトの練度と攻略が上がり、より顕著に結果が上振れしたと言えるだろう。

☆結果（グランドファイナル）
Street Fighter League Pro-EU SFL2023 ヨーロッパ Grand Final
「BMS（予選1位）vs 00 Nation（予選3位）」20-70

https://www.youtube.com/watch?v=R20F_OwvtkA

MisterCrimsonダルシム 1-2 RikemansBarnetジュリ
Kilzyouジュリ 1-2 Phenomケン
Valmaster春麗 1-3 LordVenom（JP）
ここでホームとアウェイを交代。00Nationがホーム側に変更。
MisterCrimsonダルシム 2-1 RikemansBarnetジュリ
Valmaster春麗 2-0 Phenomケン
Kilzyouジュリ 1-3　LordVenom（JP）
ここでホームとアウェイを交代。再びBMSがホーム側に変更。
Valmaster春麗 0-2 Phenomケン
これで00Nation側が70点到達したので勝利して優勝。

一見すると、アウェイ側スタートの00Nationが不利な形。
しかし実は、グループリーグ予選だと、00Nationホーム＆BMSアウェイだとBMSが10-30で勝利していて、BMSホーム＆00アウェイだと00Nationが0-40で勝っている。
つまり何故かお互いアウェイの方が勝てる組み合わせ。
その影響のせいかはわからないが、開幕アウェイ側の00Nationが0-40炸裂。
先鋒と中堅は共に1-2だったので、結果的にここがかなりの天王山だった。
あと、00Nation側は、ジュリ使いのチームメイトのRikemanBarnetがいるので
BMSのKilzyouジュリ対策の練習が出来たことも影響あったかもしれない。
Valmasterは、PhenomとLordVenomに対していい勝負のスコアなのだが、結果論で見るとValmasterの負担が大きかったかもしれない（00Nationはこの2人のどちらかが大将に行くオーガーが多めだったので）。

というわけで、優勝は00Nation！